# 英検の教材は絞って使い切る｜単語帳・文法・過去問の選び方と何周回すか

- URL: https://eikensenka.com/blog/eiken-textbook-focus
- 著者: 長延映寛（英検専科 代表・英語科主任）
- 更新日: 2026-09-26

## はじめに

書店の英検コーナーには、級ごとに単語帳・文法問題集・予想問題集・面接対策本などがずらりと並んでいます。「どれがいいのか分からないから、とりあえず何冊か買っておこう」と考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、教材の冊数と得点の伸びは比例しません。むしろ、**教材を増やすほど1冊あたりの練習量が減り、どれも中途半端に終わってしまう**ことがよくあります。

英検専科では、指導方針の中心に**「使う教材を絞り込み、同じ教材を完璧になるまで繰り返す」**という考え方を置いています（詳しくは[指導方針](https://eikensenka.com/about)をご覧ください）。この記事では、その考え方を具体的な手順にして、次の順にお伝えします。

- なぜ教材は「絞る」ほど伸びやすいのか
- 単語帳・文法・過去問を、それぞれ何に絞ればよいか
- 同じ教材を何周、どのように回すか
- 級別に必要な教材の種類と、「完璧にした」の判定基準

なお、この記事では特定の市販教材の商品名は挙げず、「級別の単語帳」「文法問題集」のように一般名で説明します。

## なぜ英検の教材は「絞る」ほど伸びるのか

結論から言うと、**英語力は「新しい教材に触れた量」ではなく、「同じ内容を自力でできるようになるまで繰り返した量」で伸びる**からです。理由を3つに分けて説明します。

### 理由1：教材を増やすと、1冊あたりの周回数が減る

使える勉強時間には限りがあります。たとえば同じ時間で、単語帳を1冊5周するのと、5冊を1周ずつするのとでは、どちらが身につくでしょうか。

1周しかしていない単語は、一度見ただけの状態です。数日たてば多くを忘れてしまいます。一方、同じ単語帳を何周もすれば、**忘れかけた単語に何度も出会い直す**ことになり、記憶が定着していきます。

### 理由2：英検は級ごとに問われる内容の「型」が決まっている

英検の一次試験は、級ごとに大問の形式と問題数が公式に示されています。たとえば2級のリーディングは、短文の語句空所補充が17問、長文の語句空所補充が6問、長文の内容一致選択が8問という構成です（日本英語検定協会「2級の試験内容」より）。

出題の型が決まっているということは、**必要な知識の範囲もある程度決まっている**ということです。その範囲をカバーした教材を1冊ずつ使い切れば、試験で問われる力は十分に鍛えられます。教材を何冊も重ねても、中身の多くは重複します。

### 理由3：「わからない」が見つけやすくなる

同じ教材を繰り返すと、「何度やっても間違える問題」がはっきり浮かび上がります。これこそが、その人の本当の弱点です。

教材を次々に変えていると、毎回が初見の問題になるため、「できない理由が知識不足なのか、たまたまなのか」が区別できません。**同じ問題をもう一度解くからこそ、弱点が特定できる**のです。英検専科が大切にしている「わからないをゼロにする」は、教材を絞ることで初めて実現しやすくなります。

## 英検の勉強に必要な教材は何冊？基本は3種類

英検対策の教材は、基本的に**単語・文法・過去問の3種類を、それぞれ1つずつ**そろえれば足ります。級によって、ここにライティングや面接の練習が加わります。

| 種類 | 絞り方の目安 | 役割 |
|---|---|---|
| 単語 | 受験級に対応した級別の単語帳を1冊 | 大問1や長文・リスニングの土台になる語彙 |
| 文法 | 今の学習段階に合った文法問題集（または参考書）を1冊 | 文の構造を取る力、正しく書く力 |
| 過去問 | 公式サイトで公開されている過去問＋必要に応じて級別の過去問集を1冊 | 出題形式に慣れる、実力を測る、弱点を見つける |

この3つを「使い切る」ことが最優先です。予想問題集や技能別の対策本は、3つが仕上がってから必要に応じて検討すれば十分です。

## 単語帳は何に絞る？選ぶときの4つの基準

単語帳は、**受験する級に対応したものを1冊だけ**選びます。選ぶときは、次の4点を確認してください。

1. **受験級に対応している**：級別に作られた単語帳は、その級で出題されやすい語が中心に並んでいます。
2. **例文がついている**：大問1は「文脈に合う語句」を選ぶ問題です。単語を例文の中で覚えておくと、実際の問題で使い方ごと思い出せます。
3. **音声がついている**：リスニングでは、意味を知っていても音で聞き取れなければ解けません。音声で確認できるものを選びましょう。
4. **最初の数ページに、知っている語と知らない語が混ざっている**：ほとんど知っている語ばかりなら易しすぎ、ほとんど知らない語ばかりなら難しすぎる可能性があります。

見た目のデザインや収録語数の多さで選ぶ必要はありません。「最後まで続けられそうか」を基準に選んでください。

なお、「語彙数は何語必要か」について、日本英語検定協会は級ごとの語彙数を公表していません。「◯級は◯語」という数字にとらわれず、**選んだ1冊を完璧にすること**を目標にしましょう。

## 文法教材は何に絞る？学習段階で選び分ける

文法は、**今の自分の学習段階に合った問題集（または参考書）を1冊**に絞ります。

- **小学生・中学生**：学校の教科書に沿った文法問題集や、中学英文法を1冊で通して学べるものがおすすめです。5級〜3級で問われる文法は、おおむね中学校で学ぶ範囲と重なります。
- **高校生**：高校で配られている文法問題集がある場合は、それを1冊目にするのが効率的です。学校の授業や定期テストの勉強と、英検対策を一本化できます。
- **準1級・1級を目指す方**：文法単元の問題集よりも、長文の中で複雑な文の構造を正確に取る練習（精読）の比重が大きくなります。

選ぶときは「解説を読んで、なぜその答えになるのか自分で説明できるか」を確認してください。解説が短すぎて理由が分からない教材は、繰り返しても理解が深まりません。

文の構造の取り方や、問題を解いたあとに理由を書く方法は、[英検の単語と文法の勉強法](https://eikensenka.com/blog/eiken-vocab-grammar-method)で詳しく紹介しています。

## 過去問は何に絞る？まずは公式サイトの公開分

過去問は、**日本英語検定協会の公式サイトで公開されている過去問**から始めます。公式サイトの各級ページでは、試験内容とあわせて**過去1年（3回分）の過去問**が紹介されており、一次試験の問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源・解答がPDFなどで公開されています（公開内容は変わることがあるため、公式サイトで最新の状況をご確認ください）。

- 公式の過去問は、本番と同じ形式・難易度で作られた実物です。**最も信頼できる練習素材**と言えます。
- 公式公開分を解き直しまで含めて使い切り、それでも演習量が足りないと感じたら、**級別の過去問集を1冊**追加します。

過去問は「解いて丸つけをして終わり」では効果が半減します。いつから始めるか、どう解き直すかは、[英検の過去問の使い方](https://eikensenka.com/blog/eiken-past-exam-method)にまとめています。

## 同じ教材を何周する？回し方の具体例

「何周すればよいか」の答えは、回数ではなく**「全問を自力で、理由まで説明して正解できるようになるまで」**です。結果として3周で終わる人もいれば、5周以上かかる人もいます。大切なのは周回数ではなく、到達すべき状態を決めておくことです。

### 1周目・2周目・3周目以降でやることを変える

同じ教材でも、周回ごとに目的を変えると効率が上がります。

| 周回 | 目的 | やり方 |
|---|---|---|
| 1周目 | 全体を知る・できない所を洗い出す | 全問を解き、○（自信を持って正解）・△（迷った、偶然正解）・×（不正解）の印をつける |
| 2周目 | △と×をつぶす | △と×の問題だけを解き直し、解説を読んで理由を1行で書く |
| 3周目以降 | 完成させる | まだ×が残る問題だけを解く。全問が○になったら、日を空けて全体をもう一度確認 |

ポイントは、**2周目以降は「できる問題」を飛ばす**ことです。毎回すべてを解き直すと時間がかかり、途中で挫折しやすくなります。

### 印のつけ方のルール

周回を回すうえで、印のつけ方は大切です。

```
○ … 自信を持って正解。理由も説明できる
△ … 正解したが迷った／なんとなく選んだ
× … 不正解
```

**△を「正解」として扱わない**ことがポイントです。偶然の正解を放置すると、本番で同じ形の問題が出たときに取りこぼします。△は×と同じように、次の周で必ず解き直します。

### 単語帳の回し方：範囲を区切って速く回す

単語帳は、1周に何か月もかけるより、**範囲を区切って短い間隔で何度も回す**ほうが定着しやすくなります。

1. 1日の範囲を決める（例：1日30語、1週間で7日分）
2. 英単語を見て、答えを見る前に意味を言う
3. 言えなかった語に印をつけ、その日の最後にもう一度テストする
4. 翌日は、前日の印つきの語から始める
5. 週末に、その週の範囲をまとめてテストする

1冊を一通り終えたら2周目に入り、印のついた語を中心に回します。単語カードの具体的な回し方は、先ほどの[単語と文法の勉強法](https://eikensenka.com/blog/eiken-vocab-grammar-method)の記事も参考にしてください。

### 文法問題集の回し方：「理由」を書いて解き直す

文法問題集は、×と△の問題に**「なぜその答えになるのか」を1行で書き添える**のが効果的です。

```
問題番号：p.24 (5)
印：×
理由：主語 The book は「書かれる」側なので、後ろから名詞を説明する過去分詞 written
```

次の周では、この1行を見ずに解いて、理由まで自分で言えるかを確認します。答えの記号だけを覚えてしまうと、問題文が変わったときに解けなくなるので注意しましょう。

## 教材を増やしすぎる失敗パターンと対策

教材選びでよくある失敗は、次の4つです。

- **1冊目が終わらないうちに2冊目を買う**：どちらも途中で止まり、「全部やった」教材が1冊もない状態になります。
  - 対策：新しい教材は、今の教材が「全問○」になってから検討する。
- **少し難しいだけで教材を変える**：難しいと感じるのは、まだ身についていない内容が多いからです。少し手ごわい程度で易しい教材に替えると、受験級で必要な知識が抜けたまま進みます。
  - 対策：解説を読んでも分からない所は、先生や塾に質問して、その教材の中で解決する。
  - ただし、解説を読んでも大半が理解できない、前提となる基礎（前の級の単語や中学の文法など）が抜けている、という場合は、教材が今の段階に合っていません。その場合は基礎の教材に1冊だけ戻り、終わったら元の教材に戻ります。「増やす」のではなく「順番を入れ替える」と考えましょう。
- **同じ役割の教材が重なっている**：単語帳が2冊、文法問題集が3冊など、役割が重複していると、どれを優先すべきか分からなくなります。
  - 対策：本棚の教材を「単語・文法・過去問」の3つに分け、各1冊を残す。
- **解くだけで解き直しをしない**：新しい問題を解くことに満足してしまい、間違えた問題がそのまま残ります。
  - 対策：勉強時間の半分以上を「解き直し」にあてるつもりで計画を立てる。

教材を追加してよいのは、**今の教材が仕上がり、かつ「この力がまだ足りない」と具体的に言えるとき**です。たとえば「過去問の長文で毎回時間が足りない」と分かれば、長文の演習を補う理由がはっきりします。

## 級別に必要な教材の種類は？

基本の3種類（単語・文法・過去問）はどの級でも共通です。そのうえで、級によって一次試験のライティングや二次試験（面接）の内容が変わるため、練習すべきものが増えます。以下は、日本英語検定協会の各級「試験内容」をもとに整理したものです。

| 級 | 基本の3種類に加えて練習するもの |
|---|---|
| 5級・4級 | リスニング音声（過去問の音源で十分）。スピーキングテストの結果は級の認定には影響しません |
| 3級 | ライティング（Eメール・英作文）、二次試験の面接 |
| 準2級 | ライティング（Eメール・英作文）、二次試験の面接 |
| 準2級プラス | ライティング（英文要約・英作文）、二次試験の面接 |
| 2級 | ライティング（英文要約・英作文）、二次試験の面接 |
| 準1級・1級 | ライティング（英文要約・英作文）、二次試験の面接。単語帳は上級者向けの級別単語帳を1冊 |

ライティングや面接についても、考え方は同じです。対策本を何冊も買うのではなく、**過去問や公式のサンプル問題を題材に、同じテーマで何度も書き直す・話し直す**ほうが力がつきます。1つの答案を、構成・語彙・文法の順に見直して書き直すことで、「使える表現」が少しずつ自分のものになっていきます。

各級の出題内容と対策の全体像は、[英検2級の対策ページ](https://eikensenka.com/eiken/2kyu)など、級別の対策ページでも紹介しています。

## 「完璧にした」の判定基準は？

「この教材は仕上がった」と判断する基準を、あらかじめ決めておきましょう。ここでは、次のような状態を目安として提案します。

| 教材 | 「完璧」の判定基準 |
|---|---|
| 単語帳 | ランダムに出題されても、英語を見て1〜2秒で意味が言える。例文を音読して意味が分かる |
| 文法問題集 | ×と△だった問題を何も見ずに解き、正解の理由を自分の言葉で説明できる |
| 過去問（リーディング） | 解き直しで全問正解でき、正解の根拠となる本文の箇所を示せる |
| 過去問（リスニング） | スクリプトを見ずに音声だけを聞いて、内容を日本語で説明できる |
| ライティング | 同じテーマで、時間内に、構成と文法の誤りを直した答案を書き直せる |

### 判定は「日を空けて」行う

判定で大切なのは、**解いた直後ではなく、数日から1週間ほど空けてから確認する**ことです。直前に見た答えを覚えているだけの状態を、「身についた」と勘違いしないためです。

日を空けて確認し、それでも全問できれば、その教材は仕上がったと考えてよいでしょう。できなかった問題があれば、そこだけをもう一度回します。

## 教材を絞って使い切る1か月の進め方（例）

最後に、単語帳・文法問題集・過去問の3つを並行して回す、1か月の進め方の例を紹介します。量は学年や目標級、残り期間に合わせて調整してください。

| 週 | 単語帳 | 文法問題集 | 過去問 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 1周目（1日の範囲を決めて進める） | 1周目（印をつける） | 公式の過去問を1回分、時間を計って解き、今の位置を知る |
| 2週目 | 1周目の続き＋印の語 | 1周目の続き | 1週目の過去問の間違いを解き直し、原因を分類する |
| 3週目 | 2周目（印の語中心） | 2周目（△・×だけ） | 大問ごとに、弱い形式を重点的に解き直す |
| 4週目 | 2周目の続き＋週末テスト | 3周目（残った×だけ） | 2回分目を時間を計って解き、1回分目からの変化を確認 |

1か月で3冊すべてが完成しなくても問題ありません。大切なのは、**途中で教材を変えずに、同じ教材の「できない所」を減らし続ける**ことです。

## まとめ

- 英検の教材は、単語・文法・過去問の3種類を**それぞれ1つずつ**に絞るのが基本
- 教材を増やすと1冊あたりの周回数が減り、弱点も見つけにくくなる
- 単語帳は受験級に対応し、例文と音声があるものを1冊。語彙数の数字にはとらわれない
- 過去問はまず公式サイトの公開分（過去1年・3回分）を解き直しまで使い切る
- 周回は「全問を理由まで説明して正解できるまで」。2周目以降は△と×だけを回す
- 「完璧にした」の判定は、日を空けてから行う
- 新しい教材を足すのは、今の教材が仕上がり、足りない力を具体的に言えるときだけ

## 英検専科の指導について

英検専科では、完全1対1の個別指導で、お子さま一人ひとりの級と学習段階に合った教材を厳選し、同じ教材を完璧になるまで繰り返す進め方をとっています。単語と文法を徹底し、間違えた問題は「なぜそうなるか」まで説明して、わからないをゼロにしてから次へ進みます。今お使いの教材の活かし方や、何から手をつければよいかに迷ったときは、[無料体験授業のお申し込み](https://eikensenka.com/#contact)からお気軽にご相談ください。

## 出典・参考

- [2級の試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html)
- [2級の過去問・試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/)
- [3級の試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/solutions.html)
- [準2級の試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html)
- [準2級プラスの試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2plus/solutions.html)
- [準1級の試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/solutions.html)
- [1級の試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html)
- [4級の過去問・試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/)
- [5級の過去問・試験内容｜日本英語検定協会](https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_5/)
