はじめに
英検2級のライティングは、リーディング31問・リスニング30問と比べてわずか2題しかありませんが、1題あたりの重みが圧倒的に大きく、合否を分ける最重要セクションです。
本記事では、英検2級ライティングの採点基準、要約・意見論述それぞれのテンプレート、本番で使える表現を、指導現場で実際に効果が出ている内容に絞ってまとめます。
結論:4観点×2題=合計32点をバランスよく積む
英検2級ライティングは、要約問題(45〜55語)と意見論述(語数の目安80〜100語)の2題構成です。要約の45〜55語は2025年度から「目安」ではなく指定語数になったため、範囲から外れないよう語数管理が必須です。
各問題が4観点(内容・構成・語彙・文法)×4点=16点満点で採点され、両方合わせて32点満点になります。
ただし英検の合否はCSEスコア(項目応答理論)で決まるため、「素点で何点取れば合格」とは言い切れません。2級一次の合格基準は1520点(技能ごとに650点満点)で、ライティングだけ極端に低いと一次突破は難しくなります。
採点4観点を理解する
英検協会は採点基準として以下を公表しています。
- 内容:質問に正しく答えているか、十分な情報量があるか
- 構成:論理展開・段落構成が明確か
- 語彙:適切で多様な単語が使えているか
- 文法:正しい文法・文構造で書けているか
1つの観点が極端に低いと、他が良くても全体の評価は伸びません。バランスよく書くことが鉄則です。
要約問題のテンプレート
要約問題は、提示された英文(3段落程度)を45〜55語でまとめます。
4ステップで書く
使える定型表現
- The passage explains that ...
- According to the article, ...
- However, there is also ...
- As a result, ...
意見論述問題のテンプレート
意見論述は、与えられたトピックに対して自分の意見と理由2つを80〜100語(語数の目安)で書きます。
王道の5段構成
よく使えるトピック対応語彙
- 環境系:environment, pollution, renewable energy, sustainable
- 教育系:education, students, skills, knowledge
- 健康系:health, exercise, lifestyle, mental
- テクノロジー系:technology, smartphone, internet, communication
時間配分
ライティング2題は、リーディングと合わせて85分の中で書きます。目安:
- リーディング:50分
- 要約:13分
- 意見論述:18分
- 見直し:4分
合計85分。ライティングに合計30分前後を確保することが、合格者の共通項です。
よくある減点ポイント
- 要約で原文をそのままコピペしてしまう
- 意見論述で理由が1つしかない、または理由の補強がない
- スペルミス・三人称単数sの抜け・時制の不一致
- 要約が指定語数(45〜55語)から外れる
まとめ
- 採点は4観点×2題=32点満点。どの観点も落とさないことが重要
- 要約は45〜55語の指定語数。「中心文抽出→言い換え→ディスコースマーカー接続」の4ステップ
- 意見論述は80〜100語で「意見→理由1→補強→理由2→結論」の5段構成
- 筆記85分のうちライティングに30分前後を死守
- 自己採点ではなく添削で改善
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