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学習法・勉強法(更新: )

英検直前1週間の最終チェックリスト|持ち物・当日の流れと前日までの準備

英検まで残り1週間。この期間は新しい教材に手を出さず、今までの教材の総仕上げと持ち物・本人確認の準備に集中しましょう。7日前から当日までの過ごし方、2026年度から本会場(1級〜3級)とS-CBT(準1級〜3級)で必須になった顔写真付き身分証明書、持ち物リストをまとめました。

英検直前1週間の最終チェックリスト|持ち物・当日の流れと前日までの準備

はじめに

英検の試験まで残り1週間。この期間の過ごし方で、これまで積み上げてきた力を本番で出し切れるかどうかが大きく変わります。

直前期は不安から「新しい問題集を買う」「夜遅くまで詰め込む」といった行動をとりがちです。また、2026年度からは従来型の本会場(1級〜3級)とS-CBT(準1級〜3級。S-CBTに1級はありません)の受験者に顔写真付き身分証明書の原本提示が必須になるなど、当日の手続きも変わっています。学校や塾などの準会場で受験する場合は、実施団体の案内を確認してください。

この記事では、日本英語検定協会の公式情報をもとに、次の内容をチェックリスト形式でまとめます。

  • 直前1週間の基本方針
  • 7日前〜前日の学習の仕上げ方と、級別の優先順位
  • 従来型・S-CBTの持ち物チェックリスト
  • 当日の過ごし方と試験中の時間管理
  • 直前期によくある失敗と対策

結論:直前1週間は「新しいことをしない」と「持ち物を早めに固める」

直前1週間でいちばん大切なのは、新しい教材・新しいテクニックに手を出さず、これまで使ってきた教材を仕上げることです。

  • 使ってきた単語帳・問題集・過去問だけを使い、間違えた問題と覚えきれていない単語をなくす
  • 本番と同じ時間で1回通し演習をして、時間配分を最終確認する
  • 受験票と、必要な人は顔写真付き身分証明書(従来型の本会場は1級〜3級、S-CBTは準1級〜3級。準会場は実施団体の案内に従う)を数日前にそろえ、前日に慌てない
  • 睡眠と生活リズムを本番に合わせる

英検専科では普段から「使う教材を絞り込み、同じ教材を仕上げるまで繰り返す」ことを大切にしています。直前期は、この考え方がとくに生きる時期です。

【2026年度から】顔写真付き身分証明書が必須に

2026年度第1回検定から、英検(従来型)の本会場の一次・二次試験と英検S-CBTでは、3級以上の受験者(本会場は1級〜3級、S-CBTは準1級〜3級。S-CBTに1級はありません)は、試験当日に協会が定める顔写真付き身分証明書の原本を提示する必要があります。

使える身分証明書

  • 学生証・生徒手帳(デジタル学生証は不可)
  • 運転免許証(仮運転免許証・運転経歴証明書を含む)
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 社員証、在留カード、特別永住者証明書、障害者手帳

有効期限内の原本に限られ、コピーやスマートフォンで撮影した画像は認められません。健康保険証や住民票など、顔写真のないものも使えません。

忘れた場合はどうなる?

当日に身分証明書を提示できなかった場合でも受験はできますが、試験会場での手続きと、試験翌々日の午前9時30分までに身分証明書の画像をアップロードする手続きが必要です。期限までに完了しないと、成績は無効(認証失格)になります。また従来型では、受験票・本人確認票と身分証明書のすべてを忘れた場合は受験できないと案内されています。「持っていない」「期限切れ」に試験直前で気づくことがないよう、今日のうちに確認しておきましょう。

7日前〜4日前:知識の最終総点検

やるべきこと

日やること
7日前これまで解いた過去問の「×」と「△」の問題だけを解き直す
6日前単語帳のうち、まだ覚えきれていない単語だけを確認する
5日前ライティングの型(書き出し・理由の述べ方・締め)を声に出して確認する
4日前間違えた問題を「なぜその答えになるか」まで説明できるか確認する

リスニングは毎日10〜15分、これまで使ってきた過去問の音声を聞き、聞き取れなかった部分をスクリプトで確認すると効果的です。

やってはいけないこと

  • 新しい単語帳や問題集を買って始める
  • 初めて見るタイプの問題集で、自信をなくす
  • ネットで見つけた新しいテクニックを本番で試そうとする

直前期は「量を増やす時期」ではなく、「わからない」を残さないよう減らしていく時期です。新しい問題を10問解くより、間違えた1問を理由まで理解するほうが、本番の得点につながります。

級別:直前期に優先すること

級優先すること
3級Eメールで2つの質問に両方答えているか、英作文で理由を2つ書けているかを確認。熟語と会話表現の見直し
準2級Eメールで下線部について質問を2つ作る型の最終確認。大問1の熟語・文法の見直し
準2級プラス英文要約(25〜35語)を1本書いて語数を確認。長文の時間配分を確認
2級英文要約(45〜55語)と英作文(80〜100語目安)を時間内に書けるか確認。語彙17問の見直し
準1級語彙18問の見直しと、要約(60〜70語)・英作文(120〜150語目安)の時間配分の確認
1級要約(90〜110語)と英作文(200〜240語目安)の時間配分、100分の通し演習

各級の時間配分の目安は英検リーディング時間配分の記事で紹介しています。

3日前〜2日前:本番リハーサル

  • 過去問1回分を本番と同じ時間・順番で通し演習する。従来型はリーディング・ライティング→リスニングの順、S-CBTはスピーキング→リスニング→リーディング・ライティングの順で試験が進むので、受験方式に合わせる
  • リーディングとライティングは、従来型でもS-CBTでも共通の試験時間の中で自分で配分します(S-CBTは画面右上にリーディング・ライティングの残り時間が表示されます)。ライティングを始める時刻をあらかじめ決め、その通りに進められるか確認する
  • 自己採点をして、間違えた問題を解き直す。点数に一喜一憂せず、「残り2日で直せるもの」だけに集中する
  • 試験会場までの経路と所要時間を確認する(本会場は公共交通機関での来場が求められています)

通し演習に使う過去問は、英検の公式サイトで公開されている直近3回分のうち、これまで解いてきたものを使えば十分です。過去問の使い方は過去問の使い方の記事で詳しく解説しています。

前日:準備と早めの就寝

前日のチェックリスト

  • 受験票をかばんに入れた(従来型は一次受験票と、1級〜3級は顔写真を貼った本人確認票。S-CBTは印刷した受験票)
  • 顔写真付き身分証明書(原本・有効期限内)をかばんに入れた(従来型の本会場の1級〜3級、S-CBTの準1級〜3級。4級・5級は不要。準会場は実施団体の案内に従う)
  • 筆記用具と腕時計をそろえた(従来型の場合。S-CBTの持ち物は後の「当日の持ち物チェックリスト」のS-CBTの表で確認)
  • 上履き・くつ袋の要否を受験票で確認した(従来型の場合)
  • 試験会場・集合時刻・経路を確認した
  • 台風などの天候が心配なときは、英検ウェブサイトのお知らせを確認した

前日の勉強

  • 新しい問題は解かない
  • 単語帳の苦手な単語、ライティングの型、これまでの添削で指摘された点だけを見直す
  • リスニング音声を10〜15分聞いて耳を慣らす

前日にやってはいけないこと

  • 夜更かしして詰め込む(睡眠を優先する)
  • ライティングを何本も書いて疲れる
  • 普段と違う夕食や、慣れないものを食べる

当日の持ち物チェックリスト

英検(従来型)一次試験(本会場)

持ち物注意点
一次受験票・本人確認票1級〜3級は本人確認票に顔写真(縦3cm×横2.4cm)を貼る
顔写真付き身分証明書原本・有効期限内(4級・5級は不要)
HBの黒鉛筆またはシャープペンシル予備も用意する
消しゴム予備があると安心
腕時計携帯電話やスマートウォッチを時計として使うことは禁止
上履き・くつ袋必要かどうかは受験票で通知される
寒暖に対応できる上着会場ごとに換気や節電対策が行われている

従来型の本会場では、筆記用具・スリッパ・時計などの貸し出しはありません(準会場は実施団体の案内に従ってください)。また、受験票や身分証明書をスマートフォンの画面で示すことはできません。

英検S-CBT

持ち物注意点
受験票受験者マイページからダウンロードし、A4サイズで印刷する。スマートフォンの画面での提示は無効
顔写真付き身分証明書原本・有効期限内(S-CBTの対象は準1級〜3級)

S-CBTはスピーキングから始まります。会場に着く前に、英語を少し声に出して口を慣らしておくとよいでしょう。

当日朝〜試験開始まで

  • 試験開始の2〜3時間前には起きて、頭を目覚めさせる
  • 朝食は普段どおりのものを食べる
  • リスニング音声を5〜10分聞き、ライティングの書き出しを口に出して確認する
  • 会場には余裕を持って到着し、トイレを早めに済ませる
  • 試験前は、使い慣れた単語帳や自分のまとめノートだけを見る

付き添いは1名までで、保護者控室は設置されていないと案内されています。保護者の方は、試験後の待ち合わせ場所を事前に決めておきましょう。

試験中の注意と時間管理

以下は従来型(紙の試験)の場合です。S-CBTはスピーキング→リスニング→リーディング・ライティングの順に進み、リーディングとライティングは共通の試験時間(画面右上に残り時間を表示)の中で自分で配分します。ライティングの時間を確保するという考え方は従来型と同じです。操作は当日の画面の案内に従ってください。

  • ライティング開始の合図はありません。リーディング・ライティングの時間内に、自分でライティングまで終える必要があります
  • リーディングとライティングの順番や時間配分は自由です。事前に決めた時刻になったら、長文が途中でもライティングに移りましょう
  • 途中で退室すると再入室できません
  • 携帯電話などの電子機器は電源を切ってかばんにしまいます
  • ライティングは、課題に対応していないと0点になることがあります。問われたことに答えているかを最後に確認しましょう
  • 最後の数分で、マークのずれや塗り忘れがないかを確認します

直前期によくある失敗と対策

よくある失敗対策
新しい問題集を買い、解けない問題が多くて自信をなくす直前期は今までの教材の見直しだけにする
生徒手帳に顔写真がない、または期限切れだと前日に気づく1週間前に身分証明書を確認する
(従来型の1級〜3級)本人確認票に写真を貼り忘れる受験票が届いたらすぐに写真を貼る
ライティングを書く時間がなくなるライティング開始の時刻を決め、通し演習で守れるか確認する
前日に夜更かしして、当日集中できない前日は見直しだけにして早めに寝る
(従来型)腕時計を忘れ、時間配分ができない前日にかばんに入れる。会場での貸し出しはない

二次試験がある人へ:一次試験が終わったら

一次試験が終わったら、公式サイトの解答速報で自己採点をし、二次試験(面接)の準備を始めましょう。2026年度第2回の本会場の日程は、一次試験が10月4日(日)、二次試験がA日程11月8日(日)・B日程11月15日(日)です。本会場の二次試験は1級〜3級共通で、満20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)はB日程、満21歳以上はA日程と年齢で指定されます(1級は全国14受験地で実施)。二次試験にも顔写真付き身分証明書が必要です。面接の流れは英検2級面接の記事などで確認しておくと安心です。

まとめ

  • 直前1週間は新しいことをしない。今までの教材の「×」と「△」をなくす
  • 2026年度から、従来型の本会場(1級〜3級)とS-CBT(準1級〜3級)で顔写真付き身分証明書の原本が必須。今日のうちに確認する(準会場は実施団体の案内を確認)
  • 3日前〜2日前に本番と同じ時間・順番で通し演習をする。従来型もS-CBTも、リーディング・ライティングの共通時間の中でライティングを始める時刻を決めておく
  • 前日は見直しだけにして、持ち物をそろえて早めに寝る
  • ライティング開始の合図はない。従来型もS-CBTも、リーディング・ライティングの共通時間を自分で配分する(S-CBTは画面右上に残り時間が表示される)
  • 従来型の会場では、腕時計・筆記用具・上履きなどの貸し出しはない(持ち物は受験方式ごとの表で確認し、準会場は実施団体の案内に従う)

英検専科の指導について

英検専科は、英検に特化した完全1対1の個別指導塾です。英語の授業は、代表・長延映寛(代表・英語科主任)が設計した指導法のもとで、代表が育成した講師が担当します。代表による直接指導は指名オプション(1回あたり+2,200円・税込)でご利用いただけます。英検対策の講師陣は、英検1級をはじめ、英検準1級・TOEIC850点以上などの高難度の英語資格を持つ講師で構成しています。直前期は新しい教材に手を広げず、これまで使ってきた教材で間違えた問題を「なぜそうなるか」まで説明しながら見直します。

授業外の質問・添削は、学習アプリ English LABO の AI 機能で受けられ、LINE・メールでも受け付けています(回数無制限・無料)。実績は、受講開始から3ヶ月以内に次の級を受験した受講生の合格率 95%超(受講開始から3ヶ月以内に受験した回で最終合格した人の割合。3級以上は同じ回の二次試験まで合格、4級・5級は一次試験の合格。開校以来の全受講生が対象・当教室調べ)です。合格を保証するものではありません。代表は、生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞しています。級ごとの対策内容は級別の英検対策をご覧ください。

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出典・参考

この記事を書いた人

長延映寛(英検専科 代表・英語科主任)

生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞。 英検5級〜1級の完全1対1指導を行う英検専科の指導方法を設計しています。 使う教材を絞り込み、単語と文法を徹底して「わからない」をゼロにする指導が方針です。

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