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英検対策

英検準2級の長文読解対策|Eメールと説明文の読み方・言い換えの見抜き方

英検準2級の長文読解(大問3・大問4)の対策を、公式情報と直近3回の問題冊子の分析をもとに解説します。3級からの変化、物語文・Eメール・説明文それぞれの読み方、設問と段落の対応、言い換えの見抜き方、解き直しの練習法までまとめました。

英検準2級の長文読解対策|Eメールと説明文の読み方・言い換えの見抜き方

はじめに

3級の長文には、Eメールや説明文に加えて、掲示やお知らせから日時・場所・持ち物を探す問題がありました。準2級に進むと掲示はなくなり、物語文・Eメール・説明文という性格のちがう3種類の文章を読み分けることになります。物語文では登場人物の気持ちの変化を、Eメールでは書き手の用件と相手に求めることを、説明文では段落ごとの役割を追う必要があり、「答えになりそうな語句を本文から探す」という3級までの解き方だけでは対応しにくくなります。

さらに準2級では、3級にはなかった「長文の語句空所補充」が加わります。空所のある文だけを読んで意味が通る選択肢を選ぶと、前後の流れと合わずにまちがえることがよくあります。

この記事では、英検準2級の長文読解(大問3・大問4)にしぼって、次のことを解説します。

  • 長文の大問の形式と問題数、3級から何が変わるのか
  • 直近3回(2025年度第2回・第3回、2026年度第1回)の問題冊子から見えた出題の特徴
  • 物語文・Eメール・説明文の読み方の違い
  • 設問と段落の対応、言い換えとひっかけの見抜き方
  • 知らない単語が出たときの考え方と、音読・解き直しの練習法

試験情報は2026年9月時点で、日本英語検定協会(以下、英検協会)の公式サイトと、公式サイトで公開されている問題冊子で確認したものです。記事中の英語の例文・例題は、すべて説明のために英検専科が作ったもので、本番の問題ではありません。なお、80分の中での時間の割り振りは英検リーディングの時間配分の記事で扱っているため、この記事では「長文をどう読み、どう正解を選ぶか」に集中します。

英検準2級の長文読解はどんな問題?(2026年9月時点)

結論から言うと、準2級の長文は「大問3:長文の語句空所補充2問」と「大問4:長文の内容一致選択7問」の合計9問です。 どちらも4つの選択肢から1つを選ぶ形式で、リーディング・ライティングの80分の中で解きます。

公式サイトに書かれている形式

大問形式問題数問題文の種類(公式の表記)
大問1短文の語句空所補充15問短文・会話文
大問2会話文の空所補充5問会話文
大問3長文の語句空所補充2問物語文・説明文
大問4長文の内容一致選択7問Eメール・説明文

リーディングは全体で29問です。英検CSEスコアは、リーディング・リスニング・ライティングの技能ごとに均等に配分されており、準2級の技能ごとの満点は600点です。長文9問は、リーディング29問のうち約3割を占めます。

2026年度第1回の問題冊子で確認できた形

公式サイトの表だけでは、実際の長さや段落の数までは分かりません。そこで、2026年度第1回(2026年5月31日実施・F日程)の準2級の問題冊子を確認すると、長文は次の形でした。

大問文章の種類段落の数設問
大問3タイトルのついた物語文2段落各段落に空所が1つずつ(2問)
大問4AEメール(From・To・Date・Subject つき)本文3段落3問
大問4Bタイトルのついた説明文4段落4問

同じ形は、2025年度第2回と第3回の問題冊子でも確認できました。つまり直近3回はいずれも、大問3が物語文、大問4AがEメール1通、大問4Bが4段落の説明文という組み立てです。ただし公式の表記では大問3は「物語文・説明文」となっているため、説明文が出る可能性も考えて練習しておきましょう。

直近3回で出た文章の話題

回大問3(物語文)大問4A(Eメール)大問4B(説明文)
2025年度第2回久しぶりに帰省した大学生が、幼なじみと再会する話大会の運営者から、参加チームへの連絡塩が昔から果たしてきた役割
2025年度第3回留学中に出会った友人の夢についての話グループ発表を一緒に準備する相手への連絡環境をよくする野生動物
2026年度第1回英語を話すことが苦手な高校生の話バンドに入りたいという申し出への返事観光で人気になった島の動物

物語文は3回とも、主人公が出来事を通して何かに気づくという流れで終わっていました。説明文は、動物・環境・歴史など、公式サイトの「主な場面・題材」にある話題から出ています。

3級の長文から何が変わる?

準2級の長文は、3級に比べて「掲示・案内がなくなる」「長文の語句空所補充が加わる」「1つの文章が長く、段落ごとに設問が並ぶ」の3点が大きな違いです。

項目3級準2級
長文の大問大問3(長文の内容一致選択)のみ大問3(語句空所補充)と大問4(内容一致選択)
長文の問題数10問9問(2問+7問)
文章の種類(公式の表記)掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文物語文・説明文(大問3)、Eメール・説明文(大問4)
2026年度第1回のEメール短いメールのやりとり3通3段落のメール1通
2026年度第1回の説明文5問。最後の設問は文章全体の主題を問う4問。どれも段落ごとの内容を問う

3級では、掲示から日時や持ち物を探すような「情報を拾う」問題がありました。準2級ではそれがなくなり、文章の流れや書き手の意図を追う問題が中心になります。とくに大問3の語句空所補充は3級にはない形式で、空所の前後だけでなく、段落の流れをつかむ力が求められます。

古い問題集を使うときの注意

英検協会の2024年度リニューアルの案内によると、準2級は2024年度第1回から問題数が37問から29問になり、大問3は後半の長文(3問)が削除されました。そのため、2023年度以前の過去問や、リニューアル前に作られた問題集では大問3が5問あります。形式に慣れる練習には、2024年度第1回以降の問題を使いましょう。英検協会の公式サイトでは、準2級の過去1年(3回分)の問題冊子・リスニング原稿・解答が公開されています。

大問3(長文の語句空所補充)はどう解く?

大問3は、空所の「直後の文」と「つなぎの言葉」から答えを決めるのが基本です。 物語文では、空所に入る内容が次の文で説明されたり、次の文で逆の展開になったりすることが多いからです。

2026年度第1回では、英語を話すことを怖がっていた高校生が、姉の助言をきっかけに授業のスピーチに挑戦する話が出ました。1つ目の空所は、直後の文で姉が「それは上達に必要な段階だ」と説明しており、そこから空所に入る助言の内容が決まります。2つ目の空所は、直後の文に however があり、先生にほめられる展開に変わるため、空所には「うまくいかなかった」と本人が感じていた内容が入る、と判断できます。

自作の例題で確認しよう

次の英文は、解き方の説明のために英検専科が作った例題です(本番の問題ではありません)。

Mika wanted to join the school brass band, but she had never
played any instrument. She was afraid that (    ). However, the
band leader told her that most of the members had also started
as beginners. After hearing this, Mika decided to join.

1  the band practiced only on weekends
2  the other members would be far better than her
3  her parents would buy her a new instrument
4  the leader could not play very well

正解は2です。考え方は次のとおりです。

  1. 空所の前に afraid(心配して)があるので、空所には心配の内容が入る
  2. 直後に However があるので、次の文は心配を打ち消す内容になる
  3. 次の文は「ほとんどの部員も初心者から始めた」。これで打ち消せる心配は「ほかの部員のほうがずっと上手だろう」

このように、空所の文だけを見て「意味が通りそうな選択肢」を選ぶのではなく、前後の文との関係(理由・逆接・結果)で選ぶのが大問3のコツです。

大問3で出やすい空所のタイプ

タイプ手がかり考え方
内容を補う空所の直後の文次の文が空所の具体的な説明になっていないか確認する
気持ち・判断afraid, felt, knew, realized など主人公の気持ちが、その後の展開とつながるものを選ぶ
つなぎ・時の表現空所が文の先頭にある空所の前後の出来事の関係(同時・その後・逆接)を考える
推測must have, should have などを含む選択肢本文の出来事から「そう考えるのが自然か」で判断する

大問4A:Eメールはどう読む?

Eメールは、最初に「だれが、だれに、何の用件で」書いたのかをつかみ、3つの段落を「用件→詳しい事情や提案→相手への依頼」の順で読むのが効果的です。 直近3回の設問は3問とも、段落の順番に1問ずつ対応していました。

ヘッダーから読み取ること

メールの上には From(送信者)・To(受信者)・Date(日付)・Subject(件名)があります。ここを読み飛ばすと、本文に出てくる I・you・we・they がだれを指すのかで混乱しやすくなります。

  • From と To:書き手と読み手の名前を確認し、設問に出てくる人物と結びつける
  • Subject:メールの用件がほぼ分かる。本文を読む前の予告として使う
  • Date:本文に「来週」「金曜日」などが出てきたときの基準になる

「残念な知らせ→代わりの提案」の流れに注意

直近3回のうち2回(2025年度第2回・2026年度第1回)は、相手の希望に応えられないことを伝えたあと、別の方法を提案するという流れのメールでした。この形では、次の表現が話の転換点になります。

表現意味その後に来ること
However, / Unfortunately,しかし/残念ながら相手の希望に応えられない理由
I'm sorry to say ...申し訳ないのですが断りや悪い知らせ
I have some good news.よい知らせがあります代わりの提案
Why don't you ...? / I suggest ...〜してはどうですか提案(設問で問われやすい)
Please let me know ...知らせてください読み手に求める行動

「次に何をするか」を問う設問は順番を整理する

Eメールの最後の設問では、「このメールを読んだあと、読み手はまず何をするか」「書き手は何を提案しているか」がよく問われます。2026年度第1回でも、メールを読んだ直後に読み手がすることを選ぶ設問がありました。選択肢には、本文に出てくる行動が複数並びます。どれも本文に書いてあるため、行動の順番を整理しないと、あとで行うことを選んでしまうのがこの設問のひっかけです。

次の自作の例文で確認しましょう(本番の問題ではありません)。

If you would like to join the trip, please fill out the form
attached to this email and send it back to me by Friday. After
that, I will call you to explain the schedule. On the day of the
trip, we will meet at the station at 8 a.m.

「読み手が最初にすること」は、申込書に記入して金曜日までに返送することです。電話で説明を受けることも、駅に集まることも本文に書いてありますが、どちらもその後の行動です。本文の行動に「①返送 → ②電話で説明 → ③駅に集合」と番号をふってから選択肢を見ると、迷いにくくなります。

大問4B:説明文はどう読む?

説明文は、タイトルと第1段落で「何についての文章か」をつかみ、2段落目以降は各段落の役割(理由・例・影響・対策など)を意識して読むのが基本です。 直近3回はいずれも4段落・4問で、設問は段落の順に並んでいました。

直近3回の説明文に共通した段落の流れ

段落役割2026年度第1回の例(要約)
第1段落話題の紹介と、この後の展開の予告島のブタが観光で人気になり、悪い影響も出ている
第2段落背景・理由・歴史ブタが島に来た経緯についての複数の説
第3段落具体的な影響・例観光客が与える食べ物がブタの健康を損なっている
第4段落対策・現在の状況・今後団体と地元の政府による保護の取り組み

直近3回とも、第1段落の後半に However・But today・As a result などで始まる文があり、「この文章で本当に言いたいこと」が予告されていました。ここを読み落とさなければ、2段落目以降の内容を予想しながら読めます。

2段落目以降は、For example(具体例)、Because(理由)、As a result(結果)、In addition(追加)などのつなぎの言葉に印をつけながら読むと、段落の役割がつかみやすくなります。

直近3回の説明文では、「昔はどうだったか」「今はどうか」という時の対比や、原因と影響の関係を問う設問がよく見られました。時の対比は、ひっかけの選択肢にも使われやすいポイントです。

設問と段落の対応をどう使う?

設問は段落の順に並んでいることが多いので、「設問を先に読む→対応する段落を読む→根拠の文に線を引く→選択肢と比べる」の順で解くと、本文を何度も読み返さずにすみます。

  1. 設問を1つ読み、キーワードに印をつける:人名・地名・数字・時を表す語(in the past, today など)は、本文で探しやすい目印になる
  2. 対応する段落を読む:大問4Aの設問1なら第1段落、大問4Bの設問3なら第3段落、というように見当をつける
  3. 根拠の文に線を引く:「この文があるからこの答え」と言える1〜2文に線を引く
  4. 選択肢を4つとも本文と比べる:線を引いた文と同じ内容を、別の言葉で表しているものを選ぶ

設問の形によって、本文のどこを見ればよいかも変わります。

設問の形何を探すか注意点
What is true about ...?段落全体の内容4つの選択肢を1つずつ本文と照らし合わせる
... because理由because, so, This is because の前後を見る
What does 人 suggest?提案の表現Why don't you ...? / Let's ... / I suggest ... を探す
What will 人 probably do?次の行動本文の行動に順番をつけてから選ぶ
How are ... affected by ...?影響原因と結果の組み合わせが本文どおりか確認する

「What is true about ...?」の設問は、段落の中のどこが根拠になるか分からないため、消去法が役立ちます。本文と明らかに矛盾する選択肢から外していきましょう。

言い換えを見抜くコツは?

準2級の長文では、正解の選択肢は本文と同じ内容を「別の言葉」で表していることが多く、逆に本文の単語をそのまま使った選択肢がひっかけになることがあります。 言い換えのパターンを知っておくと、2択で迷う場面が減ります。

よくある言い換えのパターン(自作の例)

次の表の英文は、すべて説明のために英検専科が作った例です(本番の問題ではありません)。

パターン本文正解の選択肢での表し方
同じ意味の別の語He decided to stop playing soccer.He quit soccer.
否定の形を肯定にThere were no seats left.All the seats were taken.
具体的なものをまとめるShe bought tomatoes, carrots, and onions.She bought some vegetables.
品詞を変えるThe town decided to build a new park.The town made a decision to build a new park.
能動態と受動態Many tourists visit the island.The island is visited by many tourists.
具体的な数字を言い換えるThe museum opened 100 years ago.The museum has a long history.

2026年度第1回のEメールでも、本文の「先週、新しいメンバーが見つかった」という内容が、正解の選択肢では「すでに新しいメンバーを見つけた」という形に言い換えられていました。時の表し方や文の形が変わっても、内容が同じかどうかを確かめるのがポイントです。

ひっかけの選択肢の4つの型

型中身見抜き方
本文の単語をそのまま使う同じ単語はあるが、組み合わせや意味が違う単語の一致ではなく、文全体の意味で比べる
一部だけ正しい前半は本文どおりだが、後半に本文にない条件がつくonly, all, without, never などの語に注意する
時期がずれている昔のことを今のことのように書いている(またはその逆)本文の in the past / today などと照らし合わせる
本文に書いていない常識的にはありそうだが、本文に根拠がない線を引いた根拠の文に書いてあるかだけで判断する

たとえば2026年度第1回の説明文では、本文で「団体と地元の政府が取り組んでいる」と書かれている内容に対し、誤りの選択肢に「政府の助けなしに」という本文と逆の条件がついていました。選択肢の後半まで読み切ってから判断する習慣をつけましょう。

わからない単語が出たときはどう考える?

長文に知らない単語が出ても、すぐに止まる必要はありません。「設問に関係があるか」を先に考え、関係があるときだけ前後から意味を推測します。

  1. 設問に関係があるか確認する:根拠の文に入っていなければ、意味が分からなくても答えは出せる
  2. 品詞と前後の文から推測する:主語か動詞か、よい意味か悪い意味か、くらいが分かれば十分なことも多い
  3. 説明や例を探す:such as, like, for example, つまりを表すコンマの後ろに、言い換えや具体例が書かれていることがある

次の自作の例文で考えてみましょう(本番の問題ではありません)。

The café uses only local ingredients, such as rice, eggs, and
vegetables from nearby farms.

ingredients を知らなくても、such as の後ろに「米・卵・野菜」と続くので、「料理に使う材料」のことだと推測できます。

ただし、推測に頼る場面が多すぎる場合は、語彙の土台がまだ足りていないサインです。解き終わったあとに知らなかった単語を確認し、級別の単語帳に載っている語なら単語帳で覚え直すのがおすすめです。英検専科では、単語帳を何冊も持つのではなく、準2級用の単語帳を1冊に絞って何周もくり返すことをすすめています。単語帳に載っていない語まで全部覚えようとすると、覚える量が増えすぎて定着しにくくなるからです。

長文の力を伸ばす練習法は?音読と解き直し

長文の力は、新しい問題をたくさん解くことよりも、解いた問題を「全問、根拠を説明できる」ところまで解き直し、その英文を音読することで伸びやすくなります。

解き直しの4ステップ

  1. 根拠の文に線を引く:正解の選択肢が本文のどの文の言い換えなのかを確認する
  2. 不正解の選択肢が違う理由を言う:「本文に書いていない」「時期が違う」など、ひっかけの型で説明する
  3. 意味が取れなかった文だけ構造を確認する:全文を和訳するのではなく、主語・動詞・修飾のつながりが分からなかった文にしぼって確認する
  4. 音読する:意味のまとまりごとに区切りの線を入れ、意味を思い浮かべながら読む

「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明できない問題は、次に似た問題が出たときにもまた迷いやすくなります。英検専科の授業でも、正解したかどうかより、根拠と不正解の理由を説明できるかを重視しています。

同じ長文を3回使う

回やること目的
1回目時間を計って解き、答え合わせをする今の実力と、迷った設問を知る
2回目(翌日〜数日後)解き直しの4ステップを行い、音読を5回ほどする根拠と言い換えを理解する
3回目(1〜2週間後)もう一度解き、全問の根拠を口で説明する読み方が身についたか確認する

過去問の具体的な使い方は過去問の使い方の記事でも紹介しています。

英検準2級の長文対策の学習計画

長文の対策は、「単語と文法の土台づくり」「読み方を身につける」「過去問で仕上げる」の3段階で進めます。 ここでは、試験の3か月前から始める場合の例を紹介します。

時期長文の練習並行してやること
3か月前〜2か月前1日1題を目安に、段落ごとの要点を日本語で1行にまとめる単語帳1冊の1周目、高校初級レベルの文法の総復習
2か月前〜1か月前大問3・4を形式別に練習し、解き直しの4ステップと音読を習慣にする単語帳の2周目(言えなかった語を中心に)
1か月前〜2週間前公開されている過去問3回分を時間を計って解くライティング・リスニングの練習と組み合わせる
2週間前〜試験前同じ過去問を解き直し、全問の根拠を説明できるか確認する新しい教材は増やさず、これまでの復習に集中する

準2級全体の勉強の進め方(ライティング・リスニング・面接を含む)は、英検準2級の勉強法の記事にまとめています。

英検準2級の長文でよくある失敗と対策

準2級の長文で点が伸びないときは、読むスピードよりも「読み方」と「選び方」に原因があることが少なくありません。

本文を全部訳してから設問を読む

本文を最初から最後まで日本語に訳してから設問を見ると、時間がかかるうえに、設問に関係のない部分にまで力を使ってしまいます。設問を先に読み、対応する段落を読む順番に変えましょう。

常識や自分の経験で答える

説明文では、「ふつうはこうだろう」と思える選択肢が本文に書かれていないことがあります。答えの根拠は本文の中だけと決めて選びましょう。

問題集を次々に買い足す

新しい問題を解くことばかりに時間を使うと、解き直しと音読の時間がなくなります。英検専科では、公式の過去問と、準2級用の問題集1冊に絞り、同じ問題を根拠まで説明できるようになるまでくり返すことをすすめています。

まとめ

  • 英検準2級の長文は、大問3(長文の語句空所補充2問)と大問4(長文の内容一致選択7問)の合計9問
  • 直近3回の問題冊子では、大問3が2段落の物語文、大問4AがEメール1通(3問)、大問4Bが4段落の説明文(4問)だった
  • 3級から、掲示・案内がなくなり、長文の語句空所補充が加わる。2023年度以前の問題は形式が違うので注意
  • 大問3は、空所の直後の文とつなぎの言葉(However など)から答えを決める
  • Eメールはヘッダーで人物と用件をつかみ、「残念な知らせ→代わりの提案」の流れと行動の順番に注意する
  • 説明文は第1段落で話題と展開をつかみ、各段落の役割(理由・例・影響・対策)を意識して読む
  • 正解は本文の言い換えであることが多い。ひっかけは「同じ単語」「一部だけ正しい」「時期のずれ」「本文にない」の4つの型で見抜く
  • 解いた長文は、根拠と不正解の理由を説明できるまで解き直し、音読する

英検専科の指導について

英検専科は英検に特化した完全1対1の個別指導塾で、英検対策の講師は、英検1級をはじめ、英検準1級・TOEIC850点以上などの高難度の英語資格を持つ講師で構成しています。英語の授業は、代表・長延映寛(代表・英語科主任)が設計した指導法のもとで、代表が育成した講師が担当します。代表による直接指導は指名オプション(1回あたり+2,200円・税込)でご利用いただけます。準2級の長文読解では、単語と文法を毎回の授業で確認しながら、正解の根拠と言い換えを「なぜその選択肢になるのか」まで説明し、使う教材を絞って同じ問題を解けるようになるまでくり返します。

授業外の質問・添削は、学習アプリ English LABO の AI 機能でいつでも受けられ、LINE・メールでも受け付けています(回数無制限・無料)。これまでの実績は、受講開始から3ヶ月以内に次の級を受験した受講生の合格率 95%超(受講開始から3ヶ月以内に受験した回で最終合格した人の割合。3級以上は同じ回の二次試験まで合格、4級・5級は一次試験の合格。開校以来の全受講生が対象・当教室調べ)です。合格を保証するものではありません。代表は、生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞しています。準2級のコース内容は英検準2級の対策ページをご覧ください。

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出典・参考

この記事を書いた人

長延映寛(英検専科 代表・英語科主任)

生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞。 英検5級〜1級の完全1対1指導を行う英検専科の指導方法を設計しています。 使う教材を絞り込み、単語と文法を徹底して「わからない」をゼロにする指導が方針です。

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