はじめに
英検2026年度第2回の一次試験は10月4日(日)です。この回を受ける人の中からは、合格して「次は何級を受ければいいの?」「いつから、何から始めればいいの?」と考える人も出てきます。
英検は、5級から1級まで8つの級があり、級が上がると、ライティングの形式や面接(従来型の二次試験)の内容、求められる語数や話題の難しさが段階的に変わります(試験時間や問題数は、変わり目によって増えることも、同じことも、減ることもあります)。中には、新しい形式が加わって勉強のやり方を変える必要がある「段差の大きい」級の変わり目もあります。
この記事では、日本英語検定協会の公式サイトで確認した情報(2026年10月時点)をもとに、次のことを順番にまとめます。
- 8つの級の並びと公式の「各級の目安」
- 隣の級との違い(問題数・試験時間・ライティング・従来型の二次試験・合格基準スコア)
- 準2級に合格した後、準2級プラスと2級のどちらを受けるか
- 次の級を受ける時期(2026年度第3回か、2027年度第1回か)
- 合格直後の最初の1か月の進め方、飛び級の考え方、よくある失敗
英検の級の順番は?公式の「各級の目安」
結論:英検の級は、5級→4級→3級→準2級→準2級プラス→2級→準1級→1級の8つです。 準2級プラスは2025年度に、準2級と2級の間に新設された級です。
公式サイトの「各級の目安」ページでは、それぞれの推奨目安が次のように示されています。従来型の英検では、3級以上が一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(面接)、4級・5級がリーディング・リスニングの試験と、別に受ける録音形式のスピーキングテストです。英検S-CBT(3級〜準1級)は4技能を1日で受験し、スピーキングは録音方式です。この記事の「二次試験」「面接」は、とくに断りがない限り従来型の英検のことです。
| 順番 | 級 | 公式の推奨目安 |
|---|---|---|
| 1 | 5級 | 中学初級程度 |
| 2 | 4級 | 中学中級程度 |
| 3 | 3級 | 中学卒業程度 |
| 4 | 準2級 | 高校中級程度 |
| 5 | 準2級プラス | 高校上級程度 |
| 6 | 2級 | 高校卒業程度 |
| 7 | 準1級 | 大学中級程度 |
| 8 | 1級 | 大学上級程度 |
各級の公式ページでは、級どうしのつながりも説明されています。たとえば、4級は「5級の次に目指す級」、3級は「5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級」、2級は「準2級プラスまでしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級」とされています。1級は「英検の試験において最終目標となる級」です。
なお、4級・5級の級の認定は、リーディングとリスニングの一次試験の合否のみで判定されます。スピーキングテストは一次試験の合否に関係なく受験でき、級の認定とは別に判定されます。
隣の級との違いは?問題数・試験時間・ライティング・面接・合格基準を一覧で比較
結論:級が上がると、ライティングと面接(従来型の二次試験)の形式や、求められる語数・話題の難しさが段階的に変わります。試験時間や問題数は増える変わり目が多い一方、準2級プラスと2級のように同じだったり、問題数が減ったりする変わり目もあります。 特に「4級→3級」「準2級→準2級プラス」「2級→準1級」は、形式の変化が大きい変わり目です。
以下は、公式サイトの各級の「試験内容」ページと、合格基準スコアのページで確認した内容です(従来型の英検の場合)。
一次試験の比較(試験時間・問題数・ライティング)
| 級 | 試験時間 | リーディング | ライティング | リスニング | 一次の合格基準スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 5級 | リーディング25分/リスニング約20分 | 25問 | なし | 25問 | 419 |
| 4級 | リーディング35分/リスニング約30分 | 35問 | なし | 30問 | 622 |
| 3級 | リーディング・ライティング65分/リスニング約25分 | 30問 | Eメール・英作文(2問) | 30問 | 1103 |
| 準2級 | リーディング・ライティング80分/リスニング約25分 | 29問 | Eメール・英作文(2問) | 30問 | 1322 |
| 準2級プラス | リーディング・ライティング85分/リスニング約25分 | 31問 | 英文要約・英作文(2問) | 30問 | 1402 |
| 2級 | リーディング・ライティング85分/リスニング約25分 | 31問 | 英文要約・英作文(2問) | 30問 | 1520 |
| 準1級 | リーディング・ライティング90分/リスニング約30分 | 31問 | 英文要約・英作文(2問) | 29問 | 1792 |
| 1級 | リーディング・ライティング100分/リスニング約35分 | 35問 | 英文要約・英作文(2問) | 27問 | 2028 |
ライティングの語数の目安は、2026年度第1回の一次試験の問題冊子では次のとおりでした。語数の目安は問題冊子に書かれているので、受験する回の問題で確認してください。
| 級 | 1問目 | 2問目(英作文) |
|---|---|---|
| 3級 | Eメール 15語〜25語 | 25語〜35語 |
| 準2級 | Eメール 40語〜50語 | 50語〜60語 |
| 準2級プラス | 英文要約 25〜35語 | 50語〜60語 |
| 2級 | 英文要約 45〜55語 | 80語〜100語 |
| 準1級 | 英文要約 60〜70語 | 120〜150語 |
| 1級 | 英文要約 90〜110語 | 200〜240語 |
二次試験・スピーキングの比較
| 級 | 形式(時間) | 主な内容 | 合格基準スコア |
|---|---|---|---|
| 5級 | 録音形式のスピーキングテスト(約3分) | 20語程度の音読、パッセージについての質問、受験者自身のことなどについての質問 | 266(級の認定とは別) |
| 4級 | 録音形式のスピーキングテスト(約4分) | 25語程度の音読、パッセージとイラストについての質問など | 324(級の認定とは別) |
| 3級 | 面接(約5分・面接委員1人) | 30語程度の音読、パッセージとイラストについての質問、受験者自身のことなどについての質問 | 353 |
| 準2級 | 面接(約6分・面接委員1人) | 50語程度の音読、イラストの人物の行動・状況の説明、意見を問う質問など | 406 |
| 準2級プラス | 面接(約7分・面接委員1人) | 55語程度の音読、3コマのイラストの展開の説明、意見を問う質問など | 427 |
| 2級 | 面接(約7分・面接委員1人) | 60語程度の音読、3コマのイラストの展開の説明、意見を問う質問など | 460 |
| 準1級 | 面接(約8分・面接委員1人) | 4コマのイラストの展開の説明(2分間)、意見を問う質問など | 512 |
| 1級 | 面接(約10分・面接委員2人) | 5つのトピックから1つ選んで行う2分間のスピーチと質疑応答 | 602 |
ここでの「二次試験(面接)」は従来型の英検の場合です。英検S-CBTは4技能を1日で受験し、スピーキングはヘッドセットを着けて解答を録音する方式です。S-CBTの実施級は準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で、1級・4級・5級は従来型で受験します。
合格基準スコアの仕組みで知っておきたいこと
公式サイトによると、英検CSEスコアは技能ごとに問題数は異なっても、各技能にスコアが均等に配分されています。各級の技能ごとの満点スコアは次のとおりです。
| 級 | 5級 | 4級 | 3級 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 | 準1級 | 1級 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1技能あたりの満点 | 425 | 500 | 550 | 600 | 625 | 650 | 750 | 850 |
つまり3級以上では、2問しかないライティングが、30問前後(1級は35問)あるリーディングと同じ満点を持つことになります。次の級でライティングの形式が変わるときは、ここに時間をかける価値が大きいということです。
級ごとに「次の級」で何が変わる?
結論:次の級で増える形式・変わる形式を先に知っておくと、最初の1か月で何から手をつけるかが決めやすくなります。 ここでは、上の表から読み取れる違いを級の変わり目ごとに整理します。
5級に合格したら:4級
- リーディングに長文の内容一致選択(10問)が加わり、問題数は25問から35問、リーディングの時間は25分から35分になります
- リスニングは25問から30問になり、短いパッセージの内容に関する質問に答える問題(文の内容一致選択)が出ます
- スピーキングテストにイラストについての質問が加わります
- 最初に手をつけること:4級の単語帳を1冊決めること、長文を最後まで読み通す練習
4級に合格したら:3級
- ライティング(Eメール・英作文)と、従来型では二次試験(面接)が加わります。 8つの級の中でも、形式の変化が大きい変わり目です
- 4級にあった日本文付きの語句整序がなくなり、リーディングは30問になります
- リスニングの第1部は放送が1回になります(4級は2回)
- 最初に手をつけること:主語と動詞のある英文を正しく書く練習。前の節のとおり、ライティングはリーディングと同じ満点を持つので、早めに始めることをすすめています
3級に合格したら:準2級
- リーディングに長文の語句空所補充が加わり、リーディング・ライティングの時間は65分から80分になります
- リスニングは、すべてのパートで放送が1回になります
- ライティングの形式は3級と同じEメール・英作文ですが、2026年度第1回の語数の目安はEメールが40語〜50語、英作文が50語〜60語で、3級(Eメール15語〜25語・英作文25語〜35語)から大きく増えます
- 面接の音読は30語程度から50語程度に長くなります
準2級に合格したら:準2級プラス(または2級)
- ライティングの1問目がEメールから英文要約に変わります
- リスニングは3つのパートから、会話15問・パッセージ15問の2つのパートになり、会話の応答文を選ぶ問題がなくなります
- 面接では、3コマのイラストの展開を説明する問題が出ます
- どちらを受けるかの考え方は、次の章で詳しく説明します
準2級プラスに合格したら:2級
- 一次試験の試験時間と問題数の構成(リーディング31問・ライティング2問・リスニング30問)は同じです
- 違いは、公式の目安で扱う話題が「身近な社会的な話題」から「社会的な話題」になること、要約と英作文の語数が増えること(2026年度第1回では要約45〜55語・英作文80語〜100語)です。英作文で自分の意見と理由を書く点は、準2級プラスと共通です
- 合格基準スコアは一次1402→1520、二次427→460に上がります
2級に合格したら:準1級
- リスニングにReal-Life形式(アナウンスなどを聞く問題)が加わります
- 面接では、4コマのイラストの展開を2分間で説明するナレーションが出題されます
- 英作文の語数の目安は、2026年度第1回で120〜150語でした
- 公式サイトの入試での利用例では、CEFRのB2に該当するのは準1級と1級の一定以上のスコアで、2級では算出されません。大学入試でB2が必要な人は、準1級が次の目標になります
準1級に合格したら:1級
- リーディングの短文の語句空所補充が18問から22問になり、リーディング・ライティングの時間は90分から100分になります
- リスニングにインタビューの内容一致選択が加わります
- 面接は面接委員2人で、5つのトピックから1つを選んで行う2分間のスピーチと質疑応答になります
各級の具体的な勉強の進め方は、級別対策の一覧から級ごとのページをご覧ください。
準2級に合格したら、準2級プラスと2級のどちらを受ける?
結論:公式は準2級プラスを「準2級と2級の間にある高い壁を乗り越えるためのステップ」と位置づけています。英検専科では、2級の過去問を1回分解いた結果と、入試などで必要な級・期限を見て決めることをすすめています。
公式の位置づけ
公式の準2級プラス特設サイトでは、次のように説明されています。
- 受験者データによると、5級から準2級までは各級の合格までに要する期間がおよそ1年間なのに対し、準2級合格者が2級に合格するまでは約2年間近くかかっている
- このギャップを埋めるために、2級合格を見据えた学びのステップアップができる級として準2級プラスを新設した
また、受けた級によって算出されるCEFRレベルの範囲が違います。準2級プラスのCEFR算出範囲は「A1」〜「A2」で、2級はB1まで算出されます。入試などでCEFRのB1を求められている場合、準2級プラスではB1は表示されません。
英検専科のすすめ方
| 今の状況 | 英検専科のすすめ方 |
|---|---|
| 2級の過去問1回分を解いて、長文やリスニングの内容がおおよそつかめた | 2級を目標にする |
| 2級の過去問で、単語の問題や長文で手が止まる問題が多かった | まず準2級プラスを目標にする |
| 英文要約をまだ書いたことがない | 準2級プラスの要約(2026年度第1回は25〜35語)で書き方の型を身につけてから、2級の要約(同45〜55語)へ進む |
| 入試などで2級やCEFRのB1が必要で、期限が決まっている | 期限から逆算して2級を目標にする。準2級プラスを途中の目標に入れるかは、残りの回数で判断する |
| 社会的な話題の英文(環境・科学・テクノロジーなど)を読み慣れていない | 準2級プラスで話題に慣れてから2級へ進む |
準2級プラスと2級は、一次試験の大問の構成と問題数が共通です。そのため、準2級プラスに向けて練習した要約・長文・リスニングは、そのまま2級の練習にもつながります。迷う場合は、同じ検定回に隣り合う2つの級を受ける「ダブル受験」も選択肢です(申し込みは級ごとに行います)。
準2級プラスについては英検準2級プラスとは?で、2級の勉強の全体像は英検2級の勉強法で詳しく紹介しています。
次の級はいつ受ける?2026年度第3回か2027年度第1回か
結論:次の級で新しい形式が増えない人や、年度内に級が必要な人は第3回、新しい形式が加わり単語の土台から作り直す人は2027年度第1回を目安にすると考えやすくなります。
2026年度第3回の日程(従来型・個人申込)
公式サイトで確認した2026年度第3回の日程は次のとおりです。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年10月30日(金)〜12月14日(月) |
| 申込の締切の注意 | ネット申込のクレジットカード支払いは12月14日(月)締切。コンビニ申込、ネット申込のコンビニ・郵便局支払いは12月11日(金)締切 |
| 一次試験 | 2027年1月24日(日) |
| 一次試験のウェブ合否公開 | 2027年2月15日(月) |
| 二次試験 A日程 | 2027年2月28日(日)(ウェブ合否公開 3月9日(火)) |
| 二次試験 B日程 | 2027年3月7日(日)(ウェブ合否公開 3月16日(火)) |
個人申込の1級〜3級の二次試験(本会場)は、公式サイトの2026年度第3回の案内で、20歳以下(2005年4月2日以降生まれ)がB日程、21歳以上(2005年4月1日以前生まれ)がA日程と示されています(海外など一部特別会場や、受験上の配慮を受ける人はA日程)。年度を通じて同じ生年月日で区切られているので、二次試験の日に21歳になっていても、2005年4月2日以降生まれならB日程です。年齢ではなく生年月日で確認しましょう。また、学校や塾などの団体で申し込む場合は、試験日程・会場・検定料が個人申込と異なることがあります。第3回の詳しい情報は英検2026年度第3回の日程と申込ガイドにまとめています。
第2回の結果が出てから第3回までの期間
第2回の合否がわかる日から、第3回の一次試験(1月24日)までは次のくらいの期間があります。
| 第2回で受けた級 | 合否がわかる日(ウェブ) | 第3回の一次試験まで |
|---|---|---|
| 4級・5級 | 一次試験 10月26日(月) | 約13週間 |
| 3級以上(二次A日程を受けた人) | 二次試験の合否公開 11月17日(火) | 約10週間 |
| 3級以上(二次B日程を受けた人) | 二次試験の合否公開 11月24日(火) | 約9週間 |
3級以上の人は、二次試験の合否が出る前に第3回の申込が始まります(10月30日)。ただし申込期間は12月14日(月)まで(コンビニ申込などは12月11日(金)まで)なので、二次試験の結果を確認してから申し込むこともできます。一次試験に合格した人には、英検専科ではまず二次試験の対策を優先することをすすめています。 次の級の準備は、二次試験が終わってから始めても、上の表の期間があります。
どちらの回が向いているか
| 第3回(2027年1月)が向いている人 | 2027年度第1回が向いている人 |
|---|---|
| 次の級の過去問1回分を時間内に解き終えられ、どの技能も大きく崩れていない | 次の級の過去問で、時間内に解き終えられない・手が止まる問題が多い |
| 次の級で新しい形式があまり増えない(例:準2級プラス→2級) | 次の級で新しい形式が加わる(例:4級→3級、準2級→準2級プラス)うえに、単語の土台から作る必要がある |
| 進学・入試などで、年度内に級が必要 | 冬に定期テストや入試が重なり、勉強時間が取りにくい |
2027年度の日程は、この記事の時点(2026年10月)では扱っていません。受験を決める前に公式サイトで確認してください。参考までに、2026年度第1回の一次試験は5月31日(日)でした。
なお、3級〜準1級は英検S-CBTでも受験できます。S-CBTは原則として毎週土日に実施され(級や地域により毎週でない場合があります)、同じ回次で同じ級を3回まで受験できます。1月の従来型に間に合わない場合や、受験日を自分で選びたい場合の選択肢になります。
合格直後の最初の1か月の進め方は?
結論:最初の1か月は、「過去問1回分で今の位置を測る」「単語帳を1冊決めて回し始める」「つまずいた文法を戻って直す」の3つに絞ります。 教材を一度にそろえすぎないことが、続けるためのポイントです。
1週目:次の級の過去問1回分で現状を測る
- 公式サイトで公開されている過去問(各級、過去1年・3回分の一次試験の問題と解答、リスニング音源)から1回分を選ぶ
- 本番と同じ時間を計って、リスニングも音源を止めずに通しで解く
- 技能ごとに正答数を出し、「時間が足りなかった」「単語がわからなかった」「文の構造がわからなかった」のどれが原因かを1問ずつ印をつける
- 3級以上は、ライティングも語数の目安を守って書いてみる
英検CSEスコアは各回の答案をもとに統計的に算出されるため、自分の正答数からスコアを出すことはできません。ここでの目的は合否の予想ではなく、どの技能・どの形式から手をつけるかを決めることです。
2週目:単語帳を1冊決めて1周目に入る
- 次の級の単語帳を1冊だけ決めます
- 1日に進める範囲を決め(たとえば1日30語など、続けられる量)、意味がすぐ言えるかを確認しながら進めます
- 過去問で知らなかった単語は、単語帳に載っているか確認し、載っていなければノートに書き足します
3週目:つまずいた文法を戻って直す
- 過去問で「文の構造がわからなかった」問題を見直し、関係する文法の単元を、学校の教科書や手元の文法書で復習します
- 「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明できるかを基準にします
- 次の級で新しく加わる形式(3級ならEメール、準2級プラスなら英文要約など)を1題だけ書いてみます
4週目:同じ回を解き直して、受ける回を決める
- 1週目に解いた過去問の間違えた問題を解き直し、理由を説明できるか確認します
- 1か月の進み具合を見て、第3回に申し込むか、2027年度第1回にするかを決めます
- 残りの過去問は、本番前の仕上げと時間配分の練習に使うために取っておきます
英検専科では、使う教材を絞り、同じ単語帳と過去問をくり返し使い切ることをすすめています。新しい教材を足すより、1冊を何度も回すほうが「わからない」を減らしやすくなります。
飛び級(級を飛ばして受ける)はあり?
結論:英検はどの級からでも受験できるので、飛び級は制度上問題ありません。判断の基準は、飛ばす級で身につけるはずの単語・文法・形式に抜けがないかです。
公式サイトでは、英検は「英語レベルに応じて、どの級からでもスタートすることができます」と案内されています。下の級に合格していなくても、上の級を受けられます。
飛び級を考えるときは、次の3点を確認しましょう。
- 飛ばした先の級の過去問を1回分解いて、時間内に解き終えられるか
- 飛ばす級の単語帳を見て、知らない単語が多くないか
- 飛ばす級で加わる形式に対応できるか(たとえば、3級から準2級を飛ばして準2級プラスに進むと、ライティングが3級のEメール・英作文から、いきなり英文要約・英作文になります)
合格の勢いで2つ以上の級を一度に飛ばすと、土台の抜けが次の級で表に出やすくなります。迷う場合は、隣り合う2つの級のダブル受験も検討できます。今の実力に合う級の選び方は、英検は何級から受けるべき?でも詳しく紹介しています。
次の級へ進むときによくある失敗
結論:次の級へ進むときに気をつけたいのは「教材の増やしすぎ」「新しい形式の後回し」「日程の見落とし」の3つです。
- 教材を一度に増やす:合格の勢いで単語帳・問題集・アプリを何冊もそろえ、どれも途中で止まる。単語帳1冊と過去問を軸にします
- 新しい形式を直前まで後回しにする:3級のEメールや面接、準2級プラスの英文要約、準1級のナレーションなどは、慣れるまでに時間がかかります。1か月目から少しずつ触れておきます
- ライティングを軽く見る:3級以上はライティングがリーディングと同じ満点を持ちます。問題数が少なくても、練習時間は多めに取ります
- 過去問を最初に全部使ってしまう:本番前の仕上げに使う回がなくなります。最初の1か月で使うのは1回分にします
- 一次合格後、二次試験の前に次の級を始めてしまう:従来型の3級以上は、一次試験に合格すると二次試験があります。次の級より、まず目の前の二次試験の対策を優先します
- 申込の締切を見落とす:2026年度第3回の個人申込は12月14日(月)まで(コンビニ申込などは12月11日(金)まで)です。団体申込は締切が異なることがあります
まとめ
- 英検の級は、5級→4級→3級→準2級→準2級プラス→2級→準1級→1級の8つ。公式の推奨目安は5級の中学初級程度から1級の大学上級程度まで
- 級が上がると、ライティングと面接(従来型の二次試験)の形式や語数・話題の難しさが段階的に変わる(試験時間・問題数は変わり目によって増える・同じ・減るがある)。特に4級→3級、準2級→準2級プラス、2級→準1級は変化が大きい
- 3級以上は各技能に英検CSEスコアが均等に配分され、2問のライティングがリーディングと同じ満点を持つ
- 準2級の次は、公式は準2級プラスを2級へのステップと位置づけている。英検専科では、2級の過去問1回分の結果と、必要な級・期限を見て決めることをすすめている
- 2026年度第3回は申込10月30日(金)〜12月14日(月)、一次試験は2027年1月24日(日)。新しい形式が少ない人や年度内に級が必要な人は第3回、土台から作る人は2027年度第1回が目安
- 最初の1か月は、過去問1回分で現状を測り、単語帳1冊と文法の見直しに絞る
英検専科の指導について
英検専科は、英検に特化した完全1対1の個別指導塾です。英語の授業は、代表・長延映寛(代表・英語科主任)が設計した指導法のもとで、代表が育成した講師が担当します。代表による直接指導は指名オプション(1回あたり+2,200円・税込)でご利用いただけます。英検対策の講師陣は、英検1級をはじめ、英検準1級・TOEIC850点以上などの高難度の英語資格を持つ講師で構成しています。合格した後の次の級選びでは、過去問1回分の結果から弱い技能と新しく加わる形式を確かめ、単語と文法の確認を組み込みながら、使う教材を絞って同じ単語帳と過去問をくり返し使い切る計画を一緒に立てます。
授業外の質問・添削は、学習アプリ English LABO の AI 機能で受けられ、LINE・メールでも受け付けています(回数無制限・無料)。実績は、受講開始から3ヶ月以内に次の級を受験した受講生の合格率 95%超(受講開始から3ヶ月以内に受験した回で最終合格した人の割合。3級以上は同じ回の二次試験まで合格、4級・5級は一次試験の合格。開校以来の全受講生が対象・当教室調べ)です。合格を保証するものではありません。代表は、生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞しています。各級のコース内容は級別対策の一覧をご覧ください。
出典・参考
- 各級の目安|公益財団法人 日本英語検定協会
- 英検を知る|公益財団法人 日本英語検定協会
- 5級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 4級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 3級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準2級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準2級プラスの試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 2級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準1級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 1級の試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 5級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 4級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 3級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準2級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準2級プラスの過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 2級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準1級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 1級の過去問・試験内容|公益財団法人 日本英語検定協会
- 英検CSEスコアでの合否判定方法について|公益財団法人 日本英語検定協会
- 準2級プラス特設サイト|公益財団法人 日本英語検定協会
- 英検成績を入試で利用される際の確認事項|公益財団法人 日本英語検定協会
- 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程)|公益財団法人 日本英語検定協会
- 受験を検討している方(ダブル受験)|公益財団法人 日本英語検定協会
- 英検S-CBT|公益財団法人 日本英語検定協会
- 英検S-CBTについて(実施級・受験方式)|公益財団法人 日本英語検定協会
- 2026年度第1回 3級 一次試験 問題冊子(PDF)
- 2026年度第1回 準2級 一次試験 問題冊子(PDF)
- 2026年度第1回 準2級プラス 一次試験 問題冊子(PDF)
- 2026年度第1回 2級 一次試験 問題冊子(PDF)
- 2026年度第1回 準1級 一次試験 問題冊子(PDF)
- 2026年度第1回 1級 一次試験 問題冊子(PDF)