はじめに
英検準2級のライティングは、Eメールと英作文(意見論述)の2題です。2024年度第1回の問題形式リニューアルで、それまでの意見論述にEメール問題が加わり、1題から2題になりました。この記事では、そのうち英作文に絞って、形式・採点・書き方の型・解答例・練習法を整理します。Eメール問題の書き方は、英検準2級Eメール問題の書き方で解説しています。
英作文は、外国人の知り合いからの質問(QUESTION)に、自分の意見と理由を英語で書く問題です。「何を書けばいいかわからない」「語数が足りない」「理由が説明になっていない」といった点でつまずきやすい問題ですが、型と減点されやすいポイントを知っておくと、書く手順が決まって迷いにくくなります。
試験の情報は、日本英語検定協会(以下、英検協会)の公式サイトと公開されている過去問で確認した2026年10月時点のものです。この記事の英語の問題と解答例は、すべて英検専科が作成した練習用のもので、本番の問題ではありません。
英検準2級の英作文とは?形式と語数
結論:QUESTIONについて「意見」と「理由2つ」を英語で書く問題で、語数の目安は50〜60語です。 2026年度第1回の問題冊子に書かれている指示を、要点ごとにまとめると次のとおりです。
| 項目 | 問題冊子の指示(要点) |
|---|---|
| 場面 | 外国人の知り合いから QUESTION をされた |
| 書く内容 | QUESTION について、あなたの意見とその理由を2つ英文で書く |
| 語数 | 語数の目安は50語〜60語 |
| 解答欄 | 解答用紙のB面の英作文解答欄に書く。解答欄の外に書かれたものは採点されない |
| 0点の可能性 | 解答が QUESTION に対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがある |
公開されている過去問3回分(2025年度第2回・第3回、2026年度第1回)でも、英作文の指示は同じ内容でした。
試験時間と解く順番
準2級の一次試験は、リーディング・ライティングが合わせて80分、リスニングが約25分です。ライティングはリーディングと同じ80分の中で解きます。問題冊子には「試験監督者からライティングテスト開始の合図はありません」と書かれているので、英作文にかける時間は自分で確保する必要があります。時間配分の目安は、後半の「時間配分の目安と練習の進め方」で紹介します。
どんなQUESTIONが出る?
公開過去問3回分では、QUESTION はいずれも「Do you think ~?(~だと思いますか)」の形でした。話題は、2025年度第2回がスマートフォンの使い方、第3回が学校生活や読書、2026年度第1回が家庭で使う機械に関するものでした。
英検協会の「準2級の試験内容」のページでは、試験全体で扱う話題として、学校・趣味・旅行・買い物などの身近なものに加えて、教育・科学・自然・環境なども挙げられています。出題される話題は回によって変わるので、身近な話題から社会的な話題まで、幅広く練習しておくと安心です。
英作文の採点基準は?内容・構成・語彙・文法の4観点
結論:英作文は「内容・構成・語彙・文法」の4観点で、観点ごとに0〜4点の5段階、合計16点満点で採点されます。 英検協会の「ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(準2級)」のページで公表されています。
| 観点 | 公式の説明(要点) | 意識すること |
|---|---|---|
| 内容 | 課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているか | 意見を1つに絞り、理由を2つ書く。理由には説明や具体例を添える |
| 構成 | 英文の構成や流れがわかりやすく論理的か | First, Second などのつなぎの言葉で流れを示す。関係のない情報を書かない |
| 語彙 | 課題にふさわしい語彙を正しく使えているか | 正しいつづりと意味で使う。英語以外の語には説明を添える |
| 文法 | 文構造のバリエーションや、それらを正しく使えているか | 同じ形の文をくり返さない。「Because it is fun.」のような不完全な文を書かない |
採点ページには、準2級のライティングのCSEスコアの満点は600とも書かれています。準2級はリーディング・リスニング・ライティングの各技能に600点ずつ均等にスコアが配分されていて、一次試験の合格基準スコアはCSE 1322です。英検の合否はCSEスコアで判定されるため、「英作文で何点取れば合格」とは言えません。スコアのしくみは英検準2級の勉強法でも紹介しています。
公式の採点ページが挙げている減点の例
同じ採点ページでは、答案の例とともに、次のような注意点が説明されています(英検専科で要点をまとめたものです)。
- QUESTIONに答えていない:QUESTIONの答えになっていない、または全く関係のないことを書いたと判断されると、すべての観点で0点と採点されることがある
- 意見と矛盾する理由がある:Yesと答えたなら、Yesである理由や説明だけを書く。反対の立場の理由は、意見を支える理由として数えられない
- 英語ではない単語に説明がない:日本語の語を使うなら、日本語を知らない人にも分かるように英語で説明を添える
- 個人の経験だけで理由を書いている:「私は忙しい」のように自分や身近な人の話だけで理由を書くと、説得力に欠けると判断され減点されることがある。個人の経験は、一般的な理由を補う具体例として使う
- 理由に説明や補足がない:「友達ができる」だけで終わらず、具体例や説明を加える
- 関係のない内容が含まれている:QUESTIONと関係のないことを書くと、論理に一貫性がないと判断され、構成の観点で減点されることがある
この6つは、そのまま提出前のチェック項目になります。記事の後半のチェックリストにも入れています。
英検準2級の英作文の型|意見→理由2つ→(まとめ)
結論:「意見→理由1+説明→理由2+説明」の順に書き、語数に余裕があれば最後にまとめを1文足します。 英検協会が公表している過去問3回分の英作文の解答例は、どれも次の特徴がありました(語数は英検専科で数えたものです)。
- 最初の1文で立場(いずれもYes)をはっきり示している
- First と Second で理由を2つ述べ、それぞれに説明の文を1文ずつ続けている
- まとめの文はなく、語数は56〜58語
つまり、まとめの文は書かなくても、意見と理由2つ・説明がそろえば50〜60語に届くということです。英検専科では、まず「意見+理由2つ+説明」で50語前後を書けるようにして、語数に余裕があるときだけまとめを足す書き方をすすめています。
英作文の型と語数の目安
| パート | 書き出しの例 | 語数の目安 |
|---|---|---|
| 意見 | I think ~. / I don't think ~. / Yes, I think so. | 5〜10語 |
| 理由1 | First, ~. | 10〜14語 |
| 理由1の説明 | For example, ~. / Because of this, ~. | 8〜16語 |
| 理由2 | Second, ~. | 10〜14語 |
| 理由2の説明 | This means ~. / As a result, ~. | 8〜16語 |
| まとめ(余裕があれば) | For these reasons, ~. | 6〜10語 |
語数の配分は英検専科の目安で、公式に決められたものではありません。理由と説明が書ければ、まとめなしでも50語前後になります。
意見の書き方:最初の1文で立場をはっきりさせる
QUESTIONが「Do you think ~?」の形なら、まずYes か No かをはっきりさせます。採点ページでも、意見は1つに絞り、反対の意見を支える理由は書かないように説明されています。
- 「Yes and no.」「場合による」のような答え方は、意見が1つに絞れていないと受け取られやすい
- 迷ったら、英語で理由を2つ説明しやすい立場を選ぶと書き進めやすくなる
- QUESTIONの語句を使って「I think students should ~.」のように書くと、何に答えているかがはっきりする
理由の書き方:一般的な理由+具体的な説明
理由は「私は〜だから」ではなく、多くの人に当てはまる形で書きます。そのうえで、説明の文で具体例や結果を足します。
| 段階 | 例(自作) |
|---|---|
| 理由だけ(説明が足りない) | First, it is useful. |
| 一般的な理由 | First, students can learn how to work with people of different ages. |
| 説明・具体例を足す | For example, when they clean a park with elderly people, they can improve their communication skills. |
採点ページの説明にもあるように、自分の経験を書きたいときは「理由」としてではなく、理由を補う具体例として For example, の後に入れると、説得力を保ちながら使えます。
流れを示すつなぎの言葉
構成の観点では、情報の流れを示す表現を効果的に使うことが求められています。準2級の英作文でよく使える表現をまとめます。
| 役割 | 表現 |
|---|---|
| 理由を並べる | First, / Second, / Also, / In addition, |
| 具体例を出す | For example, / For instance, |
| 結果を示す | Because of this, / As a result, / so |
| 理由をつなぐ | because ~ / since ~ |
| まとめる | For these reasons, / That is why ~. |
同じ表現ばかり使うと、文法の観点の「文構造のバリエーション」の面で単調になりがちです。because や so、when ~ などで2つの文をつなぐ、不定詞(to ~)を使うなど、文の形を少しずつ変えてみましょう。
自作の問題と解答例(3題)
結論:どの例も「意見→理由1+説明→理由2+説明」の型で、50〜60語に収めています。 問題と解答はすべて英検専科が作成した練習用のものです。語数は、英検専科で空白で区切って数えた数です。
例1:Yesの立場で答える(58語)
QUESTION(自作):Do you think students should do volunteer work?
I think students should do volunteer work. First, they can learn how to work with people of different ages. For example, when they clean a park with elderly people, they can improve their communication skills. Second, volunteer work gives students a chance to think about problems in their town. This experience may help them choose their future jobs.
| パート | 英文 | 語数 |
|---|---|---|
| 意見 | I think students should do volunteer work. | 7語 |
| 理由1 | First, they can learn how to work with people of different ages. | 12語 |
| 理由1の説明 | For example, when they clean a park with elderly people, they can improve their communication skills. | 16語 |
| 理由2 | Second, volunteer work gives students a chance to think about problems in their town. | 14語 |
| 理由2の説明 | This experience may help them choose their future jobs. | 9語 |
| 合計 | 58語 |
日本語の意味:生徒はボランティア活動をするべきだと思います。第一に、さまざまな年代の人と協力する方法を学べます。例えば、お年寄りと公園を掃除すると、コミュニケーションの力を伸ばせます。第二に、ボランティア活動は、自分の町の問題について考えるきっかけになります。この経験は、将来の仕事を選ぶ助けになるかもしれません。
例2:Noの立場で答える(55語)
QUESTION(自作):Do you think it is better to live in a big city than in the countryside?
No, I don't think so. First, the countryside has more nature, so people can relax and stay healthy. They can enjoy walking in quiet places on weekends. Second, houses in the countryside are usually cheaper than those in big cities. Because of this, families can live in larger homes and save money for other things.
「AとBのどちらがよいか」を問う形のQUESTIONでは、選んだ側(この例では田舎)がよい理由だけを書きます。都会のよい点を混ぜると、意見と矛盾する理由と判断されやすくなります。理由1では so、理由2の説明では Because of this を使い、文の形を変えています。
日本語の意味:いいえ、そうは思いません。第一に、田舎は自然が多いので、人々はくつろいで健康に過ごせます。週末には静かな場所での散歩を楽しめます。第二に、田舎の家はふつう都会の家より安いです。そのため、家族は広い家に住み、ほかのことにお金を使うために貯金できます。
例3:未来を予想するQUESTIONに答える・まとめあり(55語)
QUESTION(自作):Do you think more people will shop online in the future?
Yes, I think so. First, shopping online saves time. People do not have to go to stores, so they can use that time for their hobbies or families. Second, it is easy to compare prices on the Internet. People can find cheaper products quickly. For these reasons, I believe online shopping will become more popular.
「~は増えると思いますか」のような未来についてのQUESTIONでは、今すでにある良い点を理由にすると書きやすくなります。この例は意見が短い(4語)ので、最後にまとめの1文を足して55語にしています。
日本語の意味:はい、そう思います。第一に、ネットでの買い物は時間の節約になります。店に行く必要がないので、その時間を趣味や家族のために使えます。第二に、インターネットでは値段を比べるのが簡単です。安い商品をすぐに見つけられます。これらの理由から、ネットでの買い物はもっと広まると思います。
減点されやすい答案を直してみる
例1と同じQUESTION(Do you think students should do volunteer work?)に、減点されやすい書き方で答えた例です(自作・34語)。
No. Because I am very busy. I have club activities every day, and I go to juku three times a week. My friend is busy, too. So I don't want to do volunteer work.
| 問題点 | 該当する部分 |
|---|---|
| 不完全な文 | Because I am very busy. (主節のない文) |
| 個人の経験だけで理由を書いている | I am very busy. / My friend is busy, too. |
| 英語以外の語に説明がない | juku |
| QUESTIONとずれている | 「生徒はするべきか」ではなく「自分はしたくない」と答えている |
| 語数が足りない | 34語(目安は50〜60語) |
| 理由が実質1つ | 「忙しい」という理由しかない |
これを、一般的な理由+具体例の形に直すと次のようになります(自作・56語)。
No, I don't think so. First, students are busy with schoolwork and club activities. For example, many students go to cram school after school, so they do not have enough time. Second, volunteer work should be done by people who really want to help. If students are forced to do it, they may not enjoy it.
juku は cram school と英語で書き、自分の話ではなく「多くの生徒」の話として理由を述べています。理由2では「本当に助けたい人がするべき」という別の観点を入れ、理由を2つにしています。
3級の英作文から何が変わる?語数と話題の違い
結論:準2級では語数の目安が3級の約2倍になり、話題も身近なことから社会的なことへ広がります。理由には「説明」と「文の形のバリエーション」が求められます。 2026年度第1回の問題冊子と、英検協会の採点ページ・試験内容のページで比べると次のとおりです。
| 項目 | 3級 | 準2級 |
|---|---|---|
| QUESTIONをする人 | 外国人の友達 | 外国人の知り合い |
| 書く内容 | あなたの考えとその理由を2つ | あなたの意見とその理由を2つ |
| 語数の目安 | 25語〜35語 | 50語〜60語 |
| 採点の観点 | 内容・構成・語彙・文法(各0〜4点・16点満点) | 内容・構成・語彙・文法(各0〜4点・16点満点) |
| 文法の観点の説明 | 文法的に正しい英文が書けているか | 文構造のバリエーションや、それらを正しく使えているか |
| ライティングのCSE満点 | 550 | 600 |
| 2026年度第1回のQUESTIONの話題 | 季節の生活習慣についての好み | 家庭で使う機械についての意見 |
試験全体で扱う話題を見ても、3級は「家族、友達、自己紹介、休日の予定、近況報告」など自分の身の回りのことが中心で、準2級では「教育、科学、自然・環境」なども挙げられています。
3級からの変化を、書き方に置きかえると次の3点です。
- 理由に説明を1文ずつ足す:3級は「考え+理由2つ」で25〜35語でしたが、準2級は50〜60語です。理由を1文書いて終わりにせず、具体例や結果の文を足して語数をつくります
- 社会や多くの人の話として書けるようにする:公開過去問3回分(2025年度第2回・第3回、2026年度第1回)では、3回とも「Do you think ~?」の形で、家族・生徒・人々にとってよいかどうかを問う質問でした(回によって変わることがあります)。こうした質問では、理由も「私は」ではなく「people」「students」を主語にすると書きやすくなります
- 文の形を変える:準2級の文法の観点には「文構造のバリエーション」が入っています。because、so、when、to ~ などを使い、短い文を並べるだけにならないようにします
3級の勉強法は英検3級の勉強法で紹介しています。
準2級プラスへ進むときの違いは?
結論:準2級プラスの英作文は、問題冊子の指示が準2級と同じ(意見と理由2つ・語数の目安50〜60語)です。大きく変わるのは、Eメールの代わりに「英文要約」が出題されることです。
| 項目 | 準2級 | 準2級プラス |
|---|---|---|
| ライティングの2題 | Eメール+英作文 | 英文要約+英作文 |
| 英作文の指示 | 意見と理由2つ・語数の目安50〜60語 | 意見と理由2つ・語数の目安50〜60語 |
| もう1題の形式 | Eメール(語数の目安40〜50語) | 英文を読んで、その内容を25〜35語の英語で要約 |
| リーディング・ライティングの時間 | 80分 | 85分 |
| 技能ごとのCSE満点 | 600 | 625 |
| 一次試験の合格基準スコア | 1322 | 1402 |
| レベルの目安 | 高校中級程度 | 高校上級程度 |
(英作文と要約の指示は、各級の2026年度第1回の問題冊子で確認)
英検協会の「準2級プラスの試験内容」のページでは、試験全体の話題に「仕事」や「テクノロジー」も挙げられています。2026年度第1回の準2級プラスの英作文も、テクノロジーと外国の人とのコミュニケーションに関する話題でした。
英作文の型は準2級でつくったものをそのまま使えます。準2級の英作文で「意見→理由2つ+説明」が安定して書けるようになったら、次は英文を読んで短くまとめる練習を少しずつ始めると、準2級プラスへ進みやすくなります。要約の手順は英検準2級プラスのライティング対策で解説しています。
減点されやすいポイントと提出前チェックリスト
結論:提出前に確認したいのは「QUESTIONとのずれ」「理由の説明不足」「文法の基本的なミス」の3つです。書き終えたら1〜2分で次の項目を確認します。
準2級の英作文で気をつけたい失敗
- QUESTIONの一部しか読んでいない:「students」について聞かれているのに「I」の話をする、「in the future」と聞かれているのに今の話だけをする
- 理由が2つとも同じ内容:「便利だから」と「時間が節約できるから」のように、言い方を変えただけで中身が同じになっている
- 説明の文がない:理由を1文ずつ書いて終わり、50語に届かない
- 語数を増やすために同じことをくり返す:まとめで意見をもう一度長く書くなど、内容が増えない語数稼ぎ
- 時制や主語と動詞の一致のミス:「People is」「a student need」など。理由の主語を people や students にすると、複数形と動詞の形をそろえる意識が必要になる
- つづりのミス:自信のない難しい語より、正しく書ける語を使う
提出前チェックリスト
- 最初の1文で、QUESTIONへの答え(Yes/No、どちらがよいか)がはっきり書かれている
- 意見は1つで、反対の立場の理由が混ざっていない
- 理由が2つあり、2つの中身が違う
- それぞれの理由に、説明か具体例が1文ある
- 理由が自分や家族・友達の経験だけになっていない
- First, Second などで流れが分かる
- 不完全な文(Because ~. だけの文など)がない
- 主語と動詞の形、時制、複数形の s がそろっている
- 日本語の語を使った場合、英語で説明を添えている
- 語数がおよそ50〜60語で、解答欄の中に収まっている
- 文字がはっきり読める(採点ページでは、似た文字を判別できるように書く、消し残しがないように消すことが求められています)
時間配分の目安と練習の進め方
結論:80分のうち英作文には20分前後を確保し、「型を覚える→書く→添削→書き直す」をくり返して仕上げます。 開始の合図がないため、時間配分は練習の段階から決めておきます。
英作文20分の使い方(英検専科の目安)
| 手順 | 時間 | やること |
|---|---|---|
| 1. QUESTIONを読む | 1分 | 何について、誰にとって(people/students など)、いつのこと(今/未来)を聞いているかに印をつける |
| 2. メモをつくる | 3〜4分 | 立場を決め、理由2つと説明を日本語か簡単な英語で書き出す |
| 3. 英文を書く | 10〜12分 | 型にそって書く。語数が足りなければ説明の文を足す |
| 4. 見直す | 3分 | チェックリストで確認し、語数を数える |
リーディングとEメールを含めた80分全体の配分は、英検準2級の勉強法で紹介しています。過去問を解くときに実際にかかった時間を記録し、自分に合った配分に調整してください。
練習の進め方
- 型と表現を覚える:この記事の型と、つなぎの言葉の表を音読し、自作の解答例を何も見ずに書けるようにする
- 日本語でメモをつくる練習:QUESTIONを見て、立場と理由2つを2〜3分で出す練習をする。英語にする前に「理由が2つとも違う内容か」「多くの人に当てはまるか」を確認する
- 1題を時間無制限で書く:英検協会が公開している過去問(過去1年・3回分)のQUESTIONを使い、時間を気にせず書く
- 添削を受けて書き直す:自分では気づきにくい時制や主語と動詞の一致のミスは、第三者に見てもらう。直された理由が説明できるまで確認する
- 同じ問題をもう一度書く:数日後に同じQUESTIONを何も見ずに書き、同じミスが消えたか確かめる
- 時間を計る:20分で書き切る練習をする
公開されている過去問は3回分なので、足りない分はこの記事の自作の問題のように、学校・家庭・地域・テクノロジーなどの身近な話題で「Do you think ~?」の質問を自分でつくって練習できます。過去問の使い方は英検の過去問の使い方も参考にしてください。
英作文の土台は単語と文法
英作文で使う英語は、特別な表現よりも、正しく書ける単語と中学〜高校初級の文法が中心です。because と so の使い方、不定詞、助動詞(can/should/may)、比較級などを正確に使えるようにしておくと、文の形を変えながらミスを減らしやすくなります。
教材は、過去問と1冊の問題集に絞り、同じ問題を書き直して仕上げることを英検専科ではすすめています。問題数を増やすより、1題ごとに「なぜこの形になるのか」まで理解して書き直すほうが、本番で同じミスをしにくくなります。
まとめ
- 英検準2級の英作文は、QUESTIONに意見と理由2つを書く問題で、語数の目安は50〜60語(2026年度第1回の問題冊子)
- 採点は内容・構成・語彙・文法の4観点×0〜4点=16点満点。QUESTIONに答えていないと0点と採点されることがある
- 型は「意見→理由1+説明→理由2+説明」。公開過去問3回分の解答例はいずれもまとめの文なしで56〜58語
- 理由は多くの人に当てはまる形で書き、個人の経験は具体例として使う
- 3級(25〜35語・考えと理由2つ)から語数は約2倍になり、話題も社会的なものに広がる
- 準2級プラスでも英作文の指示は同じ。Eメールの代わりに英文要約(25〜35語)が出題される
- 英作文には20分前後を確保し、書く→添削→書き直しをくり返して仕上げる
英検専科の指導について
英検専科は、英検に特化した完全1対1の個別指導塾です。英語の授業は、代表・長延映寛(代表・英語科主任)が設計した指導法のもとで、代表が育成した講師が担当します。代表による直接指導は指名オプション(1回あたり+2,200円・税込)でご利用いただけます。英検対策の講師陣は、英検1級をはじめ、英検準1級・TOEIC850点以上などの高難度の英語資格を持つ講師で構成しています。英作文の指導では、意見と理由のつながりや文法の誤りを「なぜそうなるのか」まで説明しながら添削し、書き直しを通して型を身につけることを大切にしています。
授業外の質問・添削は、学習アプリ English LABO の AI 機能で受けられ、LINE・メールでも受け付けています(回数無制限・無料)。実績は、受講開始から3ヶ月以内に次の級を受験した受講生の合格率 95%超(受講開始から3ヶ月以内に受験した回で最終合格した人の割合。3級以上は同じ回の二次試験まで合格、4級・5級は一次試験の合格。開校以来の全受講生が対象・当教室調べ)です。合格を保証するものではありません。代表は、生徒2,000名超・講師200名以上が在籍する大手個別指導塾で、年間MVP・月間MVP・成績アップMVPを複数回連続で受賞しています。準2級の指導内容は英検準2級対策ページで紹介しています。
出典・参考
- 準2級の過去問・試験内容|日本英語検定協会
- 準2級の試験内容|日本英語検定協会
- ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(準2級)|日本英語検定協会
- ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(3級)|日本英語検定協会
- 2026年度第1回 一次試験 問題冊子(準2級)|日本英語検定協会
- 2026年度第1回 解答(準2級)|日本英語検定協会
- 2025年度第3回 一次試験 問題冊子(準2級)|日本英語検定協会
- 2025年度第3回 解答(準2級)|日本英語検定協会
- 2025年度第2回 一次試験 問題冊子(準2級)|日本英語検定協会
- 2025年度第2回 解答(準2級)|日本英語検定協会
- 3級の試験内容|日本英語検定協会
- 2026年度第1回 一次試験 問題冊子(3級)|日本英語検定協会
- 準2級プラスの試験内容|日本英語検定協会
- 2026年度第1回 一次試験 問題冊子(準2級プラス)|日本英語検定協会
- 英検CSEスコアでの合否判定方法について(各級の合格基準スコア・技能ごとの満点)|日本英語検定協会
- 2024年度 問題形式リニューアルサイト|日本英語検定協会